おかえりマロン！ 満中陰の巻

「　ただいま！」


お寺でマロンを荼毘にふしている間に聞いた、橋渡しや三途の川の話。
その時係りのひとは

「49日は9月21日お彼岸の最中ですね。ならすぐに帰ってこれますよ！」

彼岸が終わるまでに無事到着した魂は春と秋の彼岸に戻ってくるんだそうだ。

天国（彼岸）からの階段を

駆けおりてきたよね、きっと。

会いたかった。

　待ってたよ。

「あっちもいいけど、やっぱり家はいいね」

この49日間にゲリラ豪雨涙は回数が減り、ゲリラ時雨ぐらいになったかな。

時々さめざめ泣けるけど、それは仕方がない。

19年間いつも一緒だったんだから。


きっとこれからも姿は見えずとも

お客さんが来た時には、またこんな風に会話に参加しているだろうな。

いつでも一緒

以前私の名刺に使っていたこの写真。

普段失敗をほとんどしないマロンが、梯子から足を踏み外し、だけどしっかりつかまって
必死なところがおかしくも可愛らしくマロンらしくて好きなんです。


8月4日から今日までの何かにすがる私の姿でもあるような。


ほほえましく見て笑ってください。

新しい生活過ごしています。

ありがとう。