展覧会と猫 | きじトラとアビシニアンズ

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猫と日々のあれこれブログ♪

ちょいとピンボケですが
ルディはいつもこんな顔で私を見上げてます


かなり前にオーストラリア旅行をした時の1枚。

オーストラリアの先住民族アボリジニの子供たち


オーストラリアを代表する画家
「エミリー・ウングワレー展」 へ行ってきました。

エミリーはアボリジニでエアーズロックがあるノーザンテリトリーで暮らし
80歳近くになってから絵を描き始め、1996年に86歳(推定)でなくなるまでに
4000点近くの作品を描きました。

西洋芸術とは無縁の環境で暮らしていたにもかかわらず、
西洋絵画の抽象画に通じたモダンアートは
世界中から絶賛されているそうです。

亡くなる2週間前のうち3日間で24点の作品を描きました。
その作品は、それまでの物とまったく異なる新たな作風だったのには驚きです。

美術館に入り、最初の作品の前に立った時
ものすごいエネルギーを感じました。
そしてオーストラリアの大地に立ってるかのような錯覚すら覚えて。
大地、植物、動物の息吹を感じる作品たち。

どれも大きな作品なので、どうやって描いたのかと思っていたら
キャンバスの上に座り、ズレながら描いていました。
その模様は最後のブースのビデオで見る事ができます。

オーストラリアにある方は特に、ない方も必見の気がします。
六本木の国立新美術館も新しいタイプの美術館で素敵な所です。



珍しくポストカードを沢山買って、家で楽しんでます。

お付き合いありがとうございました。

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