今日は浜松市北区引佐町渋川から天竜区熊~佐久間町浦川~二俣へと廻ってきました。
なかなか古い物探しも大変です。

最近、廻っていてよく言われることがあります。
「そんなポンポンでどっから来たね?」です。
浜松から来ましたと答えると
ここも浜松市だよと答えが返ってきます。
佐久間や水窪など合併により浜松市になりましたが
こんなとこまで浜松市なんだと、びっくりさせられます。

どう見積もっても自宅がある浜松市中心部までは二時間も掛ります。
とても地元に居るとは思えません。

そして大抵の場合は合併による弊害の話になります。
水道料や幼稚園の料金が軒並み上がったことなど愚痴はっきません。
佐久間町では幼稚園の月謝が月に三千円代から八千円代に値上がり
したそうです。

小中学校は相次いで廃校となり不便を強いられ
行政サービスも遥か遠方まで行かないと受けられなくなり

切り捨てられた思いをしているそうです。
合併して地方交付税も入ってきているのに前より大変になってしまったのはなぜでしょう?

合併により議員数も大幅に削減され
全ての事が合理化されているのに質が悪くなっているのはなぜでしょう?
そして合理化によって発生した余剰金は何処に消えているのでしょう?
市道がそんなに良くなった場所もありません。
返って以前より整備が悪くなってもいます。

農協も同じことがあてはまります。
三ケ日農協を除いて湖西から天竜・浜北まで大合併をして日本で一番の規模になりました。
今までの各農協の支所は統廃合され合理化されましたが
サービスは低下し農協本来の営農指導は衰退し
今や葬祭業になりつつあります。
どう見ても両者にスケールメリットは現われていません。

大きな矛盾を抱くのは私だけでしょうか?

自然は嘘をつきません。
綺麗な姿を今日も見せてくれました。
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三方原大根の緑も綺麗です。
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