この日はついに…尿管と肛門の管が抜けた!!!


非常にすっきりした!!!本当にうれしかった。



まず尿管は病棟のベッドで看護師さんに抜いてもらった。

尿管は出産の時にも刺されていて、抜く時の違和感はよく覚えているので少し構えた。



そしてやはり一瞬のことではあるが、痛いというか強烈な違和感が走り、ヒィッと身体を引いてしまった。

なので自分で腰を引いて抜いたみたいな形になった(笑)



そして肛門の管は別の階のレントゲン撮影の部屋まで行って抜いてもらった。


これがまたなかなかの羞恥プレイで・・・



主治医と検査技師さん(多分)、看護師さん達の前でまずは台の上に寝かされ、オムツをはずされた。
多分オムツには管から漏れた液状のウンチがついていただろう。


その時、執刀医が

「若い女性の患者さんの時は、必ず看護師さんに立ち会ってもらわないとだめだよ!」

とイケメン医師を注意していた。


最近は婦人科の診察でも必ず女性の看護師さんが立ち会うもんね。
若い女性と言われてやや気持ちが舞い上がるアラフォー女。



そしてベテラン執刀医の立ち合い?の元、若手のイケメン主治医が肛門に縫い付けられた管の糸?をぱちんぱちんと切っていく。


VIO脱毛しておいてよかったーーーーーー(笑)



痛いかも知れないと少しびびっていたが、思ったほど縫い付けてある箇所も多くなく(5回くらいぱちんとやられた気がする)痛みを感じたのも最初の1,2回くらいで、あっという間に終わった。



予想はしていたが、ドレーンが抜けた直後にたらーんと液体が肛門から漏れ出る感覚があった。


ウンチ垂れ流しである。


それもばっちり医療スタッフさんに見られていた。

というか拭いてもらってオムツを替えてもらった。


だがもう羞恥心など忘却の彼方である。なすがままにされていた。



何よりも管が2つ無くなることの解放感がめちゃくちゃ大きかった。

もう体制を変えても座ってもお尻が痛くない!!


あとは、排泄をちゃんとできるかどうかだ。



さて、残る管は腹腔ドレーンである。
お腹にぶっささっている管だ。


一体どういう仕組みになっているんだろう。
文字通りお腹に刺さっているようだが、痛くはない。
違和感のようなものもない。


縫い付けられている様子はなく、上からガーゼをはられている。


ずっと怖くて直視できなかったが、ある時意を決してガーゼをめくって見て見ると、普通にお腹に管が刺さっていて、周りに渇いた血が所々こびりついていた。


その管というのが1センチくらいはある太さである。
こんなもん一体どうやって抜くんや・・・


その様子はまた後日。



あと、肛門の管を抜いたレントゲン室は1階にあったので車椅子に乗りエレベーターで降りたのだが、

エレベーターで上下する時に頭がズキーン!と痛んだ。


長らく寝たきりだったり体力低下のため、

上昇下降に身体がびっくりしたのかなと思った。


こんなところでも身体が弱っていることを実感したのであった。。


でも手術直後の自分は車椅子に座ることすらできなかった。

車椅子でエレベーターに乗って階の行き帰りが出来たことに達成感を感じた。