斉藤「いらっしゃいませこんにちはー。ただいまカラアゲさん1個増量中ですーいかがですかー」
斉藤「エロチキ120円セールを行っておりますー大変好評となっておりますいかがですかー」
斉藤「5月から冷やし中華始めたいですー」
斉藤「そろそろ彼氏もほしいですー」
客「あのすみません」
斉藤「いらっしゃいませ」
客「タンポカード?っていうんですかね?ここのポイントカード作りたいんですけど」
斉藤「ありがとうございます。では、こちらの用紙にご記入いただくか、お持ちのスマートフォンでご入会手続をしていただくかのいずれかになりますが、お客様はポケベルしかお持ちでないと思うので用紙にご記入をお願いします」
客「ポケベルなんて持ってるわけないでしょう。まぁ書きますけど…えっと、住所…」
斉藤「あ!あ!お客様!お客様!」
客「えっ!なにか間違ってますか?」
斉藤「日本語でのご記入をお願いいたします」
客「は?日本語ですけど」
斉藤「えっ…?あ、失礼いたしました。お客様の字が汚すぎててっきりペルシャ語かと思ってしまいました」
客「思いますかね普通」
斉藤「どうぞお続けください」
客「はぁ…」
斉藤「それにしても、アレですね」
客「えーっと、生年月日…性別…はい?」
斉藤「泉ピン子の名付け親って誰なんですかね」
客「なんの話ですか」
斉藤「そろそろ書けましたか?ずっと待ってるんですけど」
客「あなたに話しかけられなきゃもっと早く書けてましたよ。はい、これ」
斉藤「ありがとうございます。ではカードの発行をいたします。カードは2種類から選べまして、タンポくんのキャラクターがついたこちらのカードと、残額ゼロのクオカードがございますが、どちらがよろしいですか?」
客「タンポくんのほうに決まってるでしょう!そのクオカードってゴミじゃないですか」
斉藤「なるほど、認知症ではなさそうですね」
客「なんで試すんですか」
斉藤「ではカードの説明をさせていただきます。こちら100円お買い上げごとに1ポイント貯まりまして、次回のお買い物の際に1ポイント1円としてお使いいただけます」
客「はい」
斉藤「ポイントは、1年間カードのご利用がない場合は店員が勝手に使う恐れがありますのでご了承ください」
客「了承できませんよ!有効期限があるとかじゃないんですか?」
斉藤「有効期限はございません」
客「ないんですか」
斉藤「では、こちら、つまらないものですがお持ち帰りください」
客「そのつまらないものを発行したのは僕ですけどね」
斉藤「いえいえ、つまらないものというのはカードのことではなくて、こちらの粗品です」
客「あ、粗品もらえるんですか?へー、なんだろ」
斉藤「さっきまで札束をまとめていた帯封です」
客「ゴミじゃないですか!いらないですよそんなの」
斉藤「じゃあなんならいるんですか!300ポイントとかですか!?」
客「ポイントもらえるんですか?」
斉藤「ええ差し上げますよ」
客「じゃあくださいよ」
斉藤「はい、エロチキ250個お買い上げですね、ありがとうございます!」
客「いりません!!!」