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今日は、雪こそ降らなかったものの
寒かったですね~
明日は、昨年関東に大雪を降らせたような
爆弾低気圧が西から東へ移動し、
関西でも関東でも大雪 になる予報ですね
太平洋側では雪に慣れていないので、
皆さん、事故にはくれぐれも気を付けましょうね
とうさんは、潅水施設の移動の為の
配管作業など、今日も外仕事を
頑張ってくれていたのですが、
かあさんは、家の中で、ぬくぬくして、
先日借りていたDVDを見ながら、
添削のお仕事をしてました
( 昨年、話題になっていた「奇跡のリンゴ」・・・
今更、今頃 なのですが、
一度は見とこうかな・・・と思いまして )
演技派の俳優人さんが揃っていて、
映画としては十分楽しめていい映画でした
農家としては、両方の気持ちが分かるので、
論評は控えておきます。
私が兼業農家の主人と結婚した時、
末っ子だった主人の両親は既に年齢が高く、
身体の弱い義父は農作業はできなかったので、
早くからお米作りは私たち夫婦でしていました。
最初の頃は、言われるままJAさんの指導通りの
農薬を使っていましたが、
動噴での防除は機械を背負っている主人よりも、
ビニールの先を持っている私の方がモロに
農薬をかぶり、マスクなどきちんとしていても、
完全には防ぎきれていないなぁと思っていました・・・
出来れば減農薬で作りたかったので、
数年後には、お米は除草剤のみ1回使用して、
他の薬は使わなくなりました。
長男が生まれて、軽いアトピーがあったことから
お野菜も家庭菜園ではほとんど無農薬で
育ててきましたが、
それは、他に収入源があったからで、
専業農家として生きていくには、
やはり無理があります・・・
去年、自然循環型農法で頑張られている方の
お話を聞きに行った時、
「こだわればこだわるほど経済的には厳しい・・・
新しく農業を始める方には、
今までの暮らしは捨てなさい。
少ない物で満足できなければ無理です。
と話しているんです。」
と話されていました。
農業の厳しさを知った上であえて、
専業を選んだ私たち夫婦なのですが・・・
農業だけで生活できるのか、
不安は常にあります
どちらかが倒れれば、
そこでもう終わるかもしれません。
農業への憧れだけで入ってきた方たちが、
長く続かないという現実があると聞きます・・・
映画「奇跡のリンゴ」も
夫婦愛は描かれていましたが、
有機栽培を推奨をしているわけでは
ありませんでしたね。
若い人たちが夢を持てる農業って、
どうやったら出来るんでしょう
農業は生きていくために
一番大切な仕事なのに、
何でこんなにも軽んじられてしまうように
なったんでしょうか
ただ、物を育てるという楽しさを・・・
たくさんの方にわかってもらいたいなぁと
つくづく思います。