書きたい事がいっぱいあったから

内容、ちょっと長いです。

2部にしてみたので

区切りいいところで止めてね。





そもそも

疲れたら読むのやめてね💦







 ~第一部~



ふうちゃんが高校を卒業しました。
 
 






解離性発作を起こしやすい体質になってしまい

おめでたい席で発作を起こして

皆様にご迷惑をおかけしてしまったら申し訳ないので
 
ずっと生配信の卒業式を見ていました。
 
 








本当に参加しているようで楽しかったけど
 
やっぱり行きたかったな。
 
 

 







ふうちゃんが在学中に

私がガンに罹り
 
がん治療のための副作用でダウンしたり入院したりで
 
「ごはん無いよぉ~」なんて事もあったなぁ。
 
 





他にも
 
あの家から3人追い出されてさ・・・

 ふうちゃんにとったら実家なんだよ?

 本当のおとうちゃんと、おばあちゃんなんだよ?

 なのに追い出されたんだよ?
 
それだけでもダメージなのに
 
ゴタゴタに巻き込まれながら離婚になったり
 
その関係で
 
大好きだった、ひいおばあちゃんと最期の別れが出来なかったり。
 
 





ほんと、
 
あんなのとか、そんなのとか、
 
学校でうまく過ごせないとか

普通に生きていたらあり得ないほどの沢山の苦労があって
 
病気になったり不登校になりかけたふうちゃんがさ、
 
少しずつ元気になっていって
 
こうやって無事卒業する事ができたんだよ?
 







本当によかった!









 ~第二部~


卒業式を見ていたら・・・の話。
 
 






卒業式が滞りなく進み

校長先生の式辞になりました。







校長先生は手元に用意している紙を

普通に、スラスラと読んでいたのですが


「コロナで学校行事を一切行う事が出来なかった」


という話になった所で

言葉が詰まって読むのが止まり、

また読み始めた時に声が震えている、

というのを繰り返していました。






 ・・・まるで泣くのを堪えているように。
 
 






卒業式まであとほんのちょっと、くらいの時に

今まで普通に、当たり前のように行ってきた学校行事

 体育祭や文化祭、研修旅行などなど・・・を

ふうちゃんの学年だけやってあげる事が出来なかった、

って言って

号泣していた男性の先生が

複数人いたらしいんです。
 






 
こんな感じで

受け持ってた子どもたちを行かせてあげられなかった、

悔しい、悔しすぎる、

っていって泣くのは分かるんだけど
 
校長みたいなトップになったら

生徒との関わりって少ないから

まさか声が震えるほど悲しい?悔しい?気持ちに

なっていると思ってなくて。
 
 





生徒のこと、生徒の気持ちを考える事ができる先生方がたくさんいた

いい学校にいたんだな、って思って

行かせてよかったな、って思いました。
 
 






 
 とか、色々思いふけっているうちに

答辞になり

生徒代表の女の子が話し始めました。
 






 
どこか泣きそうなのを堪えている感じの声で
 
 



「今日初めてマスクを外した仲間の姿を見ました。」
 
 

「マスクをしていた仲間たちとは

声を大きくしないと会話にならないし

半分しか見えない顔で表情を読み取らなければならず

学校生活はとても大変でした」
 





 
なんかこれを聞いて、

まだ出だしなのに胸にぐっときてしまったんだけどね。
 






 
「あと少し、あと少し頑張れば

いつものような生活ができると

淡い期待を抱いて生活していましたが

何一つ叶いませんでした。
 
 



体育祭も文化祭も部活の大会もなく

研修旅行にも行けず

みんなで行くことができたのは

共通一次テストの模擬試験で

近くの会場まで

バス移動した時だけです。」
 






 
そう言って溢れる涙を拭う事もせず

ボロボロと悔し泣きをしていました。
 
 





配信を見ていた私も泣いてしまいましたが

会場の生徒たちも

先生方も、保護者も

泣いていたんだよ、って

あとでふうちゃんが教えてくれました。







 
ここの生徒達は

この学校に通える事に誇りを持ち

卒業していった方々をとても尊敬し

何事にも妥協せずに取り組み

先輩方がやり続けていた事を次の世代に繋いでいます。
 
 






だから

旅行に行けなかった、体育祭ができなかった

ああ残念魂という感覚ではなく

自分たちがしっかりと経験し

それを次の代に引き継げなかった事が

ものすごく悔しかったんだと思います。
 
 






 
この年代の多くの子ども達が

平気よ、当たり前よ、大丈夫よ、みたいな顔をして生活していたけれど

多かれ少なかれ

こうやって 心を痛めていたこと

このような心の叫びがあったこと

もしよかったら

心の片隅にでも残してもらえたらな、って思います。
 







ほんと、みんなよくやってきたね!

卒業おめでとう☆彡

みんなに幸あれ!









 ~長文なのに~

ここまで読んでくださり

ありがとうございました。

(*_ _)



 

 

 

 
 
卒園式直前に東日本大震災が起こりちゃんと祝ってあげられなかった年代の子どもたちです。もっと言うと中学校の卒業式もコロナ発生直後だったのでほぼカットして挙行しました。本当に大変な人生だね。でもおばちゃんは遠くからずっと応援しているからねぇ!