一昨年の今頃は。
にゃーんと!53才でキャディさんに挑戦!
体力には自信があったんですけど、
ゴルフの何たるかも知らず飛び込んで、
その奥深さを知るにつれ、キャディさんがいかに凄い仕事であるか思い知らされ。
体力だけではダメで、全てのコースやグリーンを熟知して、なおかつ4人を引っ張っていく統率力と接客の技術、もちろんルールは言わずもがな。
その場その場での的確な判断力、4人分のボールをしっかり見て、誰のがどこに落ちたか覚えて。
OBボールは探しに走り、その間も他のメンバーが打ってるのを確認しつつ。
池に落ちたら救いに行き、バンカーをならして。
常にカートを安全に走らせ、乗りたそうなお客様は漏らさずお乗せして。
グリーンに乗ったらピンを抜き、乗った人からボールを拭いて差し上げ、
その間決してボールとカップのラインを踏まず、優雅に動き、パットのときは一瞬たりとも動いてはならず、視界に入ってもならず。
みなさまのパターを受け取り、最後のメンバーさんがインしたらピンをさして、パターを受け取り誰よりも早くカートに戻り、クラブを所定の位置に、その際土で汚れていたらキレイに拭いて。
みんなを乗せて、次のホールへ。
そうそう、砂の入ったバケツを持って、削れた芝生を埋めたりね。
やること、無限大。
究極のサービス業なんです!
結果。
3ヶ月で、キャディさん落第しました!
「もう少し早かったらよかったね」
「せめて40代なら何とかなったね」
みんな慰めてくれました。うすうす、無理かも…
と思っていたはずの、支配人や常務、
こんなおばちゃん、雇ってくれて、ほんとーにぃーー
ありがとうございましたっ( ̄^ ̄)ゞ
その後は、レストラン部に移動、秋までの任務を全うして、そのシーズンは終わりました。
冬がやってきた、寮からの眺め。
たくさんの財産を手に入れた2016年。
お世話になったみなさま、ありがとう。
次はぜひ、お客で行きまーす。いつーー??
読んでくださりありがとうございます。
マチコ デラックスヽ(・∀・)ナイスオン♡