②オキシトシン
オキシトシンは別名
『愛情ホルモン』
とも呼ばれています
乳腺を刺激して母乳の分泌を
促すことなどから
女性の出産期に必要なホルモンとして
知られてきました
近年では脳内の
ストレス中枢に働きかけ
ストレスを鎮める働きもあることが
わかりました
オキシトシンは
心地よいスキンシップ
によって
分泌が促進されます
③ドーパミン
ドーパミンは別名
『快楽物質』
とも呼ばれています
夢が実現したり
趣味や習い事などの目標を
達成したりすると
ドーパミンの分泌が活性化します
快楽を得ると
脳は再び快楽を求めて
更に努力をしようとします
成果を上げていくことが
期待できる一方
ときに依存や中毒となって
マイナスに働くことがあります
依存症に注意する必要はありますが
前向きにチャレンジする気持ちを
保つためには
ドーパミンは大きな力と
なってくれます
適度に難しく
頑張れば達成できる目標
を設定し
自分を高めていく努力を続けましょう
エンドルフィンは別名
『脳内麻薬様物質』
と呼ばれています
苦痛を感じると脳が反応し
痛みを鎮めるために
分泌される物質です
「ランナーズ・ハイ」
という言葉がありますが
これはマラソンなどで
最初は体がきつく感じても
しばらく我慢して
走っているうちに
急に楽になって
非常に気持ちよく感じるように
なることです
このように
体が苦痛に感じると
それを軽減するために
エンドルフィンが分泌され
心地よい感覚を得られます
近年流行しているサウナでも
エンドルフィンは分泌されます
サウナの高温と低温刺激の
繰り返しでスッキリしたと
感じるのもエンドルフィンによるもの
ただ快楽を求めるあまり
体に必要以上の刺激を与えるのは
オススメできません
運動やサウナなどは
安全を第一に考え
適度に楽しみましょう
参考資料 『監修東邦大学名誉教授
幸せホルモンを