機会があって、掛川花鳥園を訪れた。

 鳥好きの友人がいて、勧められて出かけた。新幹線の掛川駅からタクシーで7分ほど。

 

​目玉の鳥たくさん​

 様々な鳥がケージや温室内で放鳥されているが、ここの呼び物は「じっと動かない」ことで有名なアフリカ産ハシビロコウ、大きなオレンジ色の嘴が特徴の南米産オオハシ、そしてニュージーランドのいたずら好きのケア(ミヤマオウム)、アフリカ産のヘビクイワシなどだ。

 入園料1500円を払って、まず中に入ると、ケージの中に様々なフクロウが止まり木に止まっている。その一角のケージ内には早くも、オオハシが止まっていた。ただ、先に進むと、「オオハシとトキの水辺」が設けられていて、そこで直に観られるらしい。
 

懐かしのケープペンギン​

​ 一渡り観てから、建物の外を出ると、オシドリなど水鳥の池だ。親子連れが餌を与えている(写真)。

 

​ その反対側には、ケープペンギンの水槽がある(写真)。ケープペンギンは、9年前に南部アフリカに行った際、野生の個体群をケープタウン郊外で観たことがある。彼らは市街地にもチョコチョコ歩いてきて、道路を渡る際は自動車が停止してケープペンギンが渡り終わるまで待っていた。​

 

 

​ さてここは、花鳥園だ。その名のとおり、鳥だけでなく、温室内には鉢に植えられたたくさんのペチュニアの花がすだれのように架けられている(写真)。これも、見物だ。​

 

 

 そこから入った温室内イベント会場では、いろいろとバードショーをやるようだ。呼び物は、料金700円を払ってケープペンギンを抱っこして写真を撮れることだ。見ていると、けっこう希望者かいた。
 

人なつこいコガネメキシコインコといたずら好きのケア​

​ ここには羽毛も鮮やかなコガネメキシコインコが放たれている。多くは木に留まってるが、餌を与えようとすると、その人に集まってきて腕や肩に止まる(写真)。とても人なつこい。​

 

 

​ またここには、ケージに入った状態だが、いたずら好きのケア(ミヤマオウム)がいた(写真)。ケアはオウムの仲間だが、知能が高く、また好奇心も強い。​

 

 

 ケアは、前にニュージーランドに行った時も見られなかったものだ。「やっと会えたね」という思いだ。
 

ニュージーランドのミルフォード・トラックでは見られなかった​

 ミルフォード・トラックではトレッカーが宿泊するロッジにも来て、トレッカーのリュックやシューズに様々ないたずらをする。

 残念ながら、前にNHK―BSでケアが放送された後、その奔放ないたずらぶりが発揮されたミルフォード・トラックのボンボローナ・ロッジに泊まったことがあるが、夕方にロッジに入り、朝早くロッジを後にしたので、ケアのいたずらを観ることはかなわなかったのだ。


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