世界フィギュア2 | 河合彩オフィシャルブログ「等身大のダイアリー」Powered by Ameba

世界フィギュア2

先ほど世界フィギュアでの日本選手に感じたことを
つらつらと書かせていただきましたが、
今度は海外選手について書かせていただきます。


まず驚かされたのは、トゥクタミシェワ選手の3A。

女子にとっての3Aは、男子にとっての4回転以上に
難しいジャンプです。

それを鮮やかに決めたのには興奮しました。

来シーズンはFSでも入れてくるかもしれませんね。

これから注目だなぁ、と思いました。


次に興奮したのは、ハン・ヤン選手です。

SPとFSで見せた3A。

あの高さ、飛距離、流れには毎回興奮しますが、
今大会の3Aはいつも以上に美しかった。

測ったことはありませんが、
きっと滞空時間が他の選手より長いと思います。

ジャンプというより飛んでいる感じです。

いつかあの3Aを目の前で見てみたいですね~。


そして、最後はアイスダンスで優勝した
パパダキス&シゼロン組。

彼らのコーチのローマンは昔一緒に練習していた
スケーターなので元々親近感があったのですが、
それを抜きにしても彼らの滑りには感動しました。

FSで見せたスケーティングの流れは超一流でした。

そして一つ一つの要素が要素としてではなく、
まるで振付に必要なもののように見えました。

彼らは、2012年のシーズンに世界ジュニアで2位に
なっていますが、昨年シニアに上がってからは
結果を残していたわけではありません。

ただ今シーズンは急にGPシリーズや
ヨーロッパ選手権で優勝し、勢いのあるカップルでした。

でもまさか優勝するとは。

いや、FSを観たら納得なんですけど、
アイスダンスでこんな風に飛躍することは
極めて珍しいので驚きました。

私はフランス・リヨンで現役時代練習していたので、
フランスのスケーターは無条件に応援してしまいます。

来シーズン、そして次のオリンピックが
益々楽しみになってきました。