金メダルおめでとう! | 河合彩オフィシャルブログ「等身大のダイアリー」Powered by Ameba

金メダルおめでとう!

男子の結果がでました。

まず、羽生選手、金メダルおめでとうございます!

心から祝福します。

ついに日本フィギュア男子、やりましたね。

念願の金メダルです。

それにしても、ハラハラしっぱなしの試合でした。

羽生選手もパトリック・チャン選手も
半端ない緊張感が漂っていました。

まぁ、緊張するなという方が無理な話ですが。

そんな中、始まった羽生選手の演技。

冒頭の4回転サルコウは残念でした。

決まった!と思うほど綺麗だったんですけどね。

でも、次の4回転トゥループは見事でした。

本当に失敗しないので、
練習から百発百中なんではないでしょうか?

そして後半のジャンプをしっかりと決めたのは
大きかったですね。

今シーズンの羽生選手を観ていると
あのプログラムが当然のような気がしますが、
後半にジャンプをあれだけ畳み掛けるぷプログラムは
正直、驚異的な内容です。

あれほどキツイプログラムはないのではないでしょうか?

あの構成をこなせるのは全て練習の成せる技。

努力のたまものです。

その努力が金メダルを手繰り寄せたのです。

更に、今の日本男子の層が厚いのも大きな要因だと思います。

国内から競い合って手に入れた頂点ですから、
ある意味今回出場した選手はもちろん、
代表から漏れてしまった選手たちも羽生選手を強くしたと言えるでしょう。

まだ羽生選手は19歳。

そしてこれからは追われる者になります。

これから益々強くなって、今度は羽生選手が
プルシェンコ選手のような伝説になることを期待しています。

つぎに町田選手です。

本当に頑張りました。

冒頭の4回転で転倒がありましたが、
そのあとの滑りが本当に素晴らしかった!

普通だったら4回転転倒のあと、
2つめの4回転は回避したくなると思います。

でも、攻めていました。

そんな姿に胸を打たれた方も多かったのではないでしょうか?

また、4回転の転倒の影響で、後半のスタミナが心配でしたが、
後半のジャンプはとても安定していました。

さすがに最後のステップは苦しそうでしたが、
上半身を懸命に動かして攻める姿勢を貫きました。

町田選手自身が目指していたメダルには届きませんでしたが、
私は大きな拍手を町田選手に贈りたいです。

そして高橋選手。

ジャンプでのミスが響いてしまいましたが、
高橋選手の安堵のような柔らかな笑顔が見られたのは良かったです。

スローに入ってから、なんだか高橋選手の演技を観ている間、
知らぬ間に涙目になってしまいました。

なんというか走馬灯のようなFSに感じたからです。

高橋選手が音楽に合わせているというより、
高橋選手のスケート人生の物語のバックに音楽が
流れているように思えました。

それだけ胸に迫る演技だったからでしょう。

本当にお疲れさまでした。

そして、長年日本を牽引してくれてありがとう、
と言いたいです。

多分、右足の怪我の具合は良くないと思います。

気持ちで滑りきった高橋選手の演技、忘れません。

お疲れさまでした。

私は、今回の男子シングルにおいて
日本の3選手、全て立派に滑りきったと思います。

羽生選手だけでなく、町田選手、高橋選手も
心から誇りに思います。

本当に感動をありがとう。