ハラハラ

やっと観られました。

グランプリシリーズ・ロシア大会フリー。

小塚選手、グランプリファイナル出場おめでとうございます！

今シーズンの小塚選手の強みは、大崩れしないことと
持ち前のスケート技術の高さだと思います。

フィギュアスケートではコンスタントに上位に入ることは
とても大切です。

強い印象を周囲に持たせることで、
知らず知らずのうちに他の選手へプレッシャーをかけることになりますし、
ジャッジも「強い選手」として点数をつけることになりますから。

そういう意味で、今シーズンの小塚選手は
上々の滑り出しだと思います。

何よりファイナルはソチで行われるので、
そこに出場できることは大きな意味があり重要です。

「この会場に戻ってきたい」というのと「あそこで滑ってみたい」
というのでは、全く意味が違い、ソチ五輪に向けての思いが
変わってきますからね。

是非、ファイナルまでの時間を今回の課題克服に当てて
さらなる飛躍を期待したいと思います。

そして、織田選手。

素晴らしいフリーでした。

きっと気持ちを上手く切り替えられたのでしょうね。

織田選手のスケートは、元々明るくて華があるので、
フリーのような曲調がとても合っていると思います。

そして今回も膝の柔らかさが光っていました。

ジャンプのランディングの流れも膝の深さが一つの理由だと思いますが、
スケーティングのスピードが落ちにくいのも
膝の柔らかさが一因だと思います。

あの膝の柔らかさは、これからも注目したいと思います。

そして、村上選手。

フリーも良かったですね。

細かなミスはあったと思いますが、SP、フリーを通じて
勢いを感じるのは印象が良いので、次につながると思います。

画面なので正確にはわかりませんが、
スピードが他の選手に比べあったように感じました。

ジャンプ以外の部分で目を見張る強みがあると、
ジャンプを失敗しても順位が下がりにくくなりますし、
成功すれば確実に上位に上がってくるので良いことです。

なんと言ってもまだ１８歳になったばかりですので、
これからも小さくまとまることなく、
攻めるスケートを続けて欲しいと思います。

私から見れば、みんなすごーく若い選手たちなので
良い経験も苦い経験も糧としてどんどん成長できることを
祈っています。