ロシア大会SP

おはようございます。

グランプリシリーズ・ロシア大会が始まりました。

グランプリシリーズも後半に入り、
ファイナル進出へ結果を出さなければいけない試合なので
観ている私まで緊張してしまいます。

まずは織田選手。

カナダ大会に比べると
身体が動いていなかったように 映りました。

インタビューで「足が震えた」と話していましたが、
やはりファイナルをかけた戦いのプレッシャーというのは
とてつもないものなんだと思います。

もし、調子が悪くないのであれば
きっとSPでの失敗で気持ちは開き直れると思うので
FSでは伸び伸びと滑ってくれると期待しています。

そして、小塚選手は上手くまとめてきました。

決して完璧な滑りではなくても
SPでは大きく崩れないことが とても大切です。

また、ステップなどの中で見せる上半身の動きが
アメリカ大会に比べ更に大きく使えていたと思います。

元々、スケーティングを滑らすこと、
エッジワークの素晴らしい選手なので、
上半身が使えるようになると、
益々５コンポーネンツが 上がってくるようになるのではないでしょうか？

ご本人はスピンでのレベル獲得にも力を入れているようですし、
今シーズンの小塚選手は、まだまだ伸びてくると感じています。

さて、村上選手ですが私はフリップの失敗はあったものの
全体的にとても良かったと思います。

ジャンプの質も良かったですし、体も大きく使えていました。

ただ、女子の出場選手は混戦なので、
１つのミスで順位が下がってしまった・・・という感じです。

ですが、ポイントは点数が離れているわけではないので
FSで十分上位を狙える、ということ。

18歳最初の大会を気持ちよく終えてくれることを
日本から祈りたいと思います。


観ている側は「全ての選手に勝たせてあげたい」と思いますが、
必ず勝つ者と負ける者がいるのがスポーツ。

残酷ですが、だからこそ感動があるのだと
自分に言い聞かせて応援しています。