新人時代 | 河合彩オフィシャルブログ「等身大のダイアリー」Powered by Ameba

新人時代

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4月になると自分が新入社員だった頃のことを思い出します。

日本テレビのアナウンス部は、結構、体育会系の厳しさがありました。

例えば朝アナウンス部に入るとき「おはようございます」と言って
入ります。

でも次の瞬間「声が小さい」「『お』が出ていない」などなど、
一斉に先輩から注意が飛ぶのですむっ

当時は毎朝、部の扉を開ける前に深呼吸をしてから入ったのを
覚えていますえへへ…

新人時代、一度だけ1分、アナウンス部に入るのが遅れたことが
ありました。

その時、アナウンス部長から「テレビは秒を争って働く場です。
1分の遅刻は放送事故になります。罰として冷蔵庫掃除をしないさい。」
と言われたことがありました。

それまでは1分の遅刻は「ごめんなさい」で済むと思っていた私。

改めてテレビマンとしての心得を教えてもらった出来事でした。

怒られた時は、ただただ先輩方が怖かったイメージがありますが、
1年経つと自分が怒られたことの意味がちゃんとわかるから不思議です。

今の日本テレビは知りませんが、私がいた頃の日本テレビには、
下の者を育成するという意識が高かったと思います。

厳しくて怖い思いをした分、今、感謝することが多いです。

そして、何よりいいなーと思うのが、怒った後も先輩がちゃんと
フォローをしてくれること。

ダメなところはダメといいつつも、「自分も昔同じ失敗したよ」と
さりげなくお菓子を手渡してくれたりします。

そんな温かさが、日テレの良いところ。

私は退社してしまいましたが、今でも大好きな会社ですスキ