2017/12/5 NHK おはよう日本 関東甲信越 にて | 観客席から見たカーリング 2nd Season

 


う~ん、なんか、かなり映り込んでますね・・・(笑)

 


まぁ、いいんですが。

インターネットもテレビも一緒だよ。(笑)

 

 

12月5日(火)、NHK おはよう日本 の関東甲信越の時間帯に小泉さんがやってる活動が4分30秒に渡って放映されました。

 

 

「地上でのカーリング」というのは若干ニュアンスが違うのですが、

テレビ的にキャッチィなフレーズに置き換えられたのはまあまあ許容範囲内でしょうか。

 

ただ、誤解のないように捕捉をしますと、

 

別に、陸上でカーリングのゲーム(試合)をやろうとしているのではありません。

逆に、地上でカーリングをやろうとするならば、本物のカーリングストーンを使うのは色々と面倒な要素が多いと思います。

 

今回、本物のカーリングストーンを地上で滑らせられるようにしたのは少し前に書いた「本物であること」の理念からです。

 

子供に触らせるから、なんです。

 

子供に触らせるものは、本物でなくてはならない、と小泉さんは考えたんです。

 

 

時として、大人は子供を見下し、子供に本物ではない簡易なものを与える場合があります。

 

ですが、子供は騙されません。

子供にとっては、初めて触れたもの、 それがその子にとっての「本物」になるのです。

 

偽物を与えれば、その偽物がその子にとっての本物になってしまう。

 

 

だから、本物を触らせなければならないのです。

 

カーリングを「感じさせる」ためには、本物に触れさせ、その大きさ、重さ、冷たさ、を、

真実を、伝える。

 

これでなくては、子供に「カーリングに触れてもらった」とはならないからです。

 

 

本物のストーンを10歳に満たない子供に触らせるのはとても危険です。

走らせたストーンが別のストーンに当たる瞬間に、何らかの状況で指を挟んだりしたら、指を骨折するかもしれません。

 

だから、

小泉さんは毎回「絶対にこっち側で石に触っちゃダメだ」ということを言い聞かせてから子供にストーンを触らせています。

それでも、はしゃぐ子供たちは勝手にストーンを触り始めますから、その都度「ダメだ」と制止します。

 

子供には絶対に怪我をさせてはなりません。

それを考えたら、本物のストーンを使うことはリスクが大きすぎるかも知れません。

 

分かっています。

それでも、本物のストーンでなくては意味がないのです。

 

初めて触る子供だからこそ、本物に触れさせたいのです。

 

そして、何かを感じて欲しい。

 

カーリングストーンを滑らせること。

ストーンがぶつかる時の音。

ストーンの動き。

 

それらが、初めて触れる子供の中で、カーリングに対する興味や理解につながって欲しい。

 

 

だから、本物をつかう。

 

これは、そういうことなんです。

 

本物であること。 本当であること。

それこそが重要であると思っています。

 

偽物を見せても、嘘を知らせても、

それには全く意味がない。

 

 

本物であること。

 

本物でしか、

本当のことでしか、

人の心は動かせないと思っています。