う~ん、なんか、かなり映り込んでますね・・・(笑)
まぁ、いいんですが。
インターネットもテレビも一緒だよ。(笑)
12月5日(火)、NHK おはよう日本 の関東甲信越の時間帯に小泉さんがやってる活動が4分30秒に渡って放映されました。
「地上でのカーリング」というのは若干ニュアンスが違うのですが、
テレビ的にキャッチィなフレーズに置き換えられたのはまあまあ許容範囲内でしょうか。
ただ、誤解のないように捕捉をしますと、
別に、陸上でカーリングのゲーム(試合)をやろうとしているのではありません。
逆に、地上でカーリングをやろうとするならば、本物のカーリングストーンを使うのは色々と面倒な要素が多いと思います。
今回、本物のカーリングストーンを地上で滑らせられるようにしたのは少し前に書いた「本物であること」の理念からです。
子供に触らせるから、なんです。
子供に触らせるものは、本物でなくてはならない、と小泉さんは考えたんです。
時として、大人は子供を見下し、子供に本物ではない簡易なものを与える場合があります。
ですが、子供は騙されません。
子供にとっては、初めて触れたもの、 それがその子にとっての「本物」になるのです。
偽物を与えれば、その偽物がその子にとっての本物になってしまう。
だから、本物を触らせなければならないのです。
カーリングを「感じさせる」ためには、本物に触れさせ、その大きさ、重さ、冷たさ、を、
真実を、伝える。
これでなくては、子供に「カーリングに触れてもらった」とはならないからです。
本物のストーンを10歳に満たない子供に触らせるのはとても危険です。
走らせたストーンが別のストーンに当たる瞬間に、何らかの状況で指を挟んだりしたら、指を骨折するかもしれません。
だから、
小泉さんは毎回「絶対にこっち側で石に触っちゃダメだ」ということを言い聞かせてから子供にストーンを触らせています。
それでも、はしゃぐ子供たちは勝手にストーンを触り始めますから、その都度「ダメだ」と制止します。
子供には絶対に怪我をさせてはなりません。
それを考えたら、本物のストーンを使うことはリスクが大きすぎるかも知れません。
分かっています。
それでも、本物のストーンでなくては意味がないのです。
初めて触る子供だからこそ、本物に触れさせたいのです。
そして、何かを感じて欲しい。
カーリングストーンを滑らせること。
ストーンがぶつかる時の音。
ストーンの動き。
それらが、初めて触れる子供の中で、カーリングに対する興味や理解につながって欲しい。
だから、本物をつかう。
これは、そういうことなんです。
本物であること。 本当であること。
それこそが重要であると思っています。
偽物を見せても、嘘を知らせても、
それには全く意味がない。
本物であること。
本物でしか、
本当のことでしか、
人の心は動かせないと思っています。