​米大統領選挙の現時点


かなり、拮抗した大統領選挙が展開されているので、つい熱くなりそうですが、どちらかが正義で他方は邪悪という二元論の見方は賛成しません。


基本的なスタンスは日本を愛する立場で、世界の動きも無視することは出来ないと思っています。世の動きに惑わされずに、1個の大人としての見方を持ちたいですね。


トランプ氏もまた、資金提供者なくして、現在のアメリカで目的を達成するための政治活動は出来ないはずです。


しかしながら、手をこまねいて、何の見解も持つことなく、傍観するのもどうかなと思います。


よりベターな選択であり、現時点でベストな選択をし、必要ならば修正をしつつ進むということですね。





  ​慢性疾患を一緒に取り組むと宣言


RFK Jrが記者会見で正式に大統領選を中断、特に、激戦州からの撤退を発表。その数時間後に、同じアリゾナ州フェニックスで行われたトランプの講演会にシークレット・ゲストとして登場。


RFK Jr.がこの決断をした理由は、慢性疾患治療に対する強い思い。トランプが、この問題に一緒に取り組むと約束した。米政府の利権構造、FDA, USDA, CDCをトランプ大統領のもとで変えると宣言。


  トランプ氏とRFK・ジュニア


ジョン・F・ケネディ暗殺事件とトランプ暗殺未遂事件に関する独立委員会を立ち上げる。


トランプ大統領: 先月、私がペンシルベニアで暗殺されそうになった直後、ボビー(RFK Jr)が私に電話をかけてきて、救われた事に心からの祝福を述べてくれました。


ボビーに敬意を表し、私は今夜、私の当選と同時に、暗殺未遂に関する独立した大統領委員会を新設することを発表する。


彼らの任務は、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺やその他の事件に関する残された文書をすべて公開することであり、また先月なバトラーでの襲撃事件についても厳密な検証を行なうことである。




  ​RFK Jr が受けた差別リスト


❶投票用紙から候補者名を削除された。


❷シークレットサービスの保護を拒否された。

トランプ氏が暗殺未遂事件後に要請して、慌ててシークレットサービスを付けた。


❸大手メディアによる絶え間ない誹謗中傷された。


❹偽改竄容疑でFBIによる捜索。捏造改竄は常套手段の司法省。真実は闇に葬るべし。


❺91件の刑事訴追。司法を武器化する司法。


❻大手テック企業による検閲。

今回、ザッカーバッグは中立を維持するらしいが。


❼暗殺されそうになった




  ​ニコール・シャナハンとは誰か?



弁護士兼起業家のニコール・シャナハン氏=2022年5月21日、米ロサンゼルス/Jordan Strauss/Invision/AP 


RFK Jrに多大な影響力を持つ人物です。


今のアメリカ大統領選挙で注目されている人物です。RFK Jr.が指名した副大統領候補です。現在38才という副大統領候補としての年齢制限ギリギリの年齢です。


シャナハンは1985年9月16日生まれなので、年齢制限35才をギリギリクリアしている方です。母親は中国からの移民で、米国に来て2年目でシャナハンを産んでいる。


シャナハンは弁護士時代に元Googleの共同創業者セルゲイ・ブリン氏と結婚し、娘をもうけた。


今は離婚していますが、かなりの資産家であることは間違いないようです。


2024年2月に開催された米国最大のスポーツイベント「スーパーボウル」の中継番組中に、ケネディ候補のCMを30秒流して話題になった人です。


700万ドル、約10億円を投じた資産家です。そしてシリコンバレーのハイテク社会を代表する1人です。



民主党であったが民主党に失望して、決別した。民主党が、いかにして選挙運動の妨害者となるよう強制したかについて語った。


「彼らは私たちを舞台から遠ざけ、世論調査を操作し、ありとあらゆる州で訴訟を起こし、更に私たちの選挙運動に内通者を送り込んだ」


ただし、無条件にトランプ氏を支持するのではなくてトランプ氏のワクチン接種作戦である「ワープ・スピード作戦は失敗であり、彼の責任だった」ことを認めるのを待っている。と、話していた。


このことから見えてくるのは、RFK Jrがトランプ氏の演説会場に現れ公的にトランプ氏支持を表明したことは、このワクチン接種作戦について、トランプ氏はRFK Jrの意向を汲む形で合意したのではないかと推察されます。


どのような展開になるのか注目して見てみたいです。



最後までお付き合い頂きありがとうございました!