仲間の脚を切断して治療するフロリダオオアリ

このフロリダオオアリ(Camponotus floridanus)が負傷した仲間の脚を切断して治療する姿が初めて観察された。(PHOTOGRAPH BY WAFFA/SHUTTERSTOCK)


治療の話しに入るに当たり、医療関係の方の日々のご苦労には心から感謝しております。手術や摘出など6.7回している身としては感謝しかありません。感謝の念を伝えておきます!



ここで取り上げられたフロリダオオアリは、決して親切心から仲間のアリに治療をしているのではなく、そのアリが属する共同体の存続の為に負傷アリを治療するようですね。


それにしても、動物学者が「驚愕」する、というほどの新発見だったということに驚きました。


そして「アリ学者」という学者もいらっしゃるということも感動です!推測ですが、多分にお金になりにくい研究ではあると思いますが、没頭されることには敬服致します。


話題は外れますが、ミツバチの役割分担や働きバチ2割と働かないハチ8割などにヒントがありそうな話しを聞いたことがあります。


人の世界も共同体で生存していることを考えると、有用な若い世代だけでは、思いつかないことを、あまり有用と思われていなかった世代から助け舟をもらうってこともある訳ですから、敬老の精神は社会を豊かにしてくれると思います。



ヤフー記事から引用

まるで戦場の衛生兵のように傷のトリアージと治療を行うフロリダオオアリ


近年、野生動物がさまざまな方法で治療を行うことがわかってきている。キツネザルは腸内寄生虫から身を守るため、かみ砕いたヤスデを使うことがある。


チンパンジーとオランウータンは傷に湿布を貼る姿を目撃されている。そしてついに、フロリダオオアリ(Camponotus floridanus)が「切断手術」を行っていることが、7月2日付けで学術誌「Current Biology」で報告された。


ヒトは3万年以上前から切断手術を行ってきたが、動物界では初の事例だ。(ナショナル ジオグラフィック日本版)



「救助された個体の寿命が延びるのはもちろんですが、進化という文脈において何より重要な点は、コロニー全体の助けになることです」



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