家の庭には椿の木が三本ある。もう花は散って、散った花弁もすっかり枯れている。


椿の木が、いつか大きくなって日差しを遮ったり、隣りの敷地に花弁が積み重なって落ちたり、また将来の処置に困ることの無いように、伐採し、抜根もしてしまうことを考えていた。


家内に話すと、枝下ろしはしても、伐採はしないで残しておいたほうがいい、と譲らない。


全部、伐採し、抜根もして平らにした上で防草シートを敷き、小石の砕石でカバーすれば除草の手間も不要になるので、除草を持て余している私としては、そうしたかった。


どうしたものか、妥協案を考え始めていた頃が、その頃だったと思う。



あまり気にしていなかった痒みが、左腕関節当たりに赤いボツボツがいっぱい出来ていて痒みが尋常ではなかった。我慢してもいいが、医者に診てもらうことが、先決だと思い、2時間近く待たされた挙句に、医師は「毛虫!」と1発回答!


つけ薬と飲み薬と両方もらってきた。

余りにも痒くて痛みも激しいので、どうか?と聞かれたが、即飲み薬も処方してもらった。


まず、その時の着衣類、掛布を全て洗うことにして、腕を水で洗い流した。それから軟膏を塗った。


先生は毛虫の種類は言わなかったが、椿に付く毛虫で、一体の毛虫は0.1mmの極細毒針毛を50万本備えているという、とても危険な毛虫です。


これはもう武器ですね。体表面に生えて見える長い毛ではなく顕微鏡でやっと見える0.1mmの極細です。家族に広がらないように洗濯、シャワー、タオルを別々に分けて使い、洗濯乾燥をしないといけないです。


直接触れなくても風で毒針はふわふわと飛んで刺さるようですので、やっかいです。


名前はチャドクガというそうです。



処方薬は1週間分いただきましたが、痒み、痛みが消えるのに1週間はかかるそうです。


1週間は長いですね。

お風呂もシャワーがいいですね。家族が共同で使う場合、公衆浴場、公衆温泉は入らないこと。


当然、皮膚がお湯で、温められると、耐えられない痒みが発生すると思います。拷問に違い苦しみを味わうことになるかも知れません。


学んだこと。

多分、ツバキは毛虫を寄せておいて、ツバキ本体を守ろうとしているのではないか、という邪推です。


私がツバキを伐採しようとしていた会話をツバキに感じ取られてしまい、先制攻撃を仕掛けられた、という邪推。


AI回答は下記でした。

鳥は凄い!

人間を敵とした50万本の毒針のようでした!

チャドクガの毒針は、鳥に対してはあまり効果的ではありません。なぜなら、鳥の消化器官は毒針を分解できるため、鳥がチャドクガを食べても問題ありません。チャドクガは、主に人間や哺乳類に対して防御のために毒針を持っています。


まだ、しばらく痒みは続きそうです。


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