2人のインド人(系)in USA

を紹介します




先ず1人はヴィノッド・コースラ氏

ビノッド・コースラ氏は、インド・プネー生まれのベンチャーキャピタリストであり、米サン・マイクロシステムズ社の共同設立者の一人です。1979年にスタンフォード大学を卒業後、同窓生とともにサン・マイクロシステムズ社を設立し、1984年まで最高経営責任者を務めた。彼は多くの企業の設立に携わり、シリコンバレーにおけるインド人起業家支援組織「The Indus Entrepreneurs」の設立者の一人でもありました。






伝説の予測12とは?

伝説のVCヴィノッド・コースラによる12の予測 

VC(ベンチャーキャピタルの意)

2035-2049(10-25年以内に)


1: 全員がAIによる医師や家庭教師など専門家を24 時間年中無休でほぼ無料で持てる


2: 労働(力)はほぼ無料になる、望まない仕事はロボットがやってくれるようになる


3: プログラマー人口が10億人超となりかつ皆人間の言語でプログラミングするためコンピュータの活用が劇的に増える


4: エンタメとデザインが個々人向けにカスタマイズされ大量にコンテンツが産まれる


5: インターネットへのアクセスは、人間ではなく個々人のエージェント(ソフト)が代わってタスクを行う


6: 核融合や超高温地熱発電により化石燃料が要らなくなる。


7: 街から車が消え、誰もが安く手に入るオンデマンドで自動運転の公共交通が普及し、道路利用が劇的に効率化する


8: 持続可能な燃料を使用したマッハ5の飛行機によりニューヨークからロンドンまで90 分で飛べるようになる


9: リチウム、コバルト、銅以外の希少資源を沢山発見し困らなくなる


10: 新しい食べ物と肥料が沢山登場する、それらは本物の牛の肉よりも美味しくなる


11:個々人の体ごとにカスタマイズされた予防医療が進み一方で治療は減る


12: 脱炭素は小さな問題となる








2人目はGoogleCEOのピチャイ氏


スーパーインド人と称されるスンダル・ピチャイ氏



今朝(5/17)の朝日新聞デジタルニュースにグーグルのCEOピチャ氏関する記事が掲載されていた。AIで「多くの人に家庭教師や医師」という見通しだ。「家庭教師や個人的な医師を雇える人はまだ少なく、大きな格差がある。AIにはそうした機能を提供する機会がある」として、格差是正につながるとの考えを示した。





人間と自然に会話を交わせる機能がるなどAIは進化が加速している。ピチャ氏は自身の出身国インドで、携帯電話が急速に普及した事例を紹介。「新興国では、技術の転換が(先進国に)追いつく機会になってきた。AIでも同じことが言える」と話した。



現在でも、ある程度のレベルでのバーチャル家庭教師は使われ始めていることを考えると、この先5年のスパンで精度の高い実用に耐えるものが出て来ると思われます。その教育の史観が、当然問題になっては来ますね。何を教えるかということですね。



では、何故インド人はGAFAに多いのか。

インド式算数が話題になっています。ゼロの発明もインド数学が生み出したと言われます。元々数字に強い国民性があるようですね。



インドとインド人ノーベル賞について


世界各国のノーベル賞受賞者の一覧です。

この表によると所謂、日本は先進国の中で第2位をキープ



但し、インド人の名誉の為に添えると、アジア初ノーベル賞と、アジア初ノーベル賞文学賞はインド人です。


アジアで最初の科学関係のノーベル賞受賞者はチャンドラセカール・ラマン(Chandrasekhara Venkata Raman)というインド人の科学者であり、湯川博士に先立つこと20年近く前の1930年に、ラマン分光法のもとになるラマン効果を発見したことにより物理学賞を受賞している。



さらに驚くべきことは、その17年前の1913年にインドの国民的詩人であるラビンドラナート・タゴール(Rabindranath Tagore)がインドの古典を英語で紹介したことによりノーベル文学賞を受賞しており、これはアジア人として初めてのノーベル賞受賞であった。




シリコンバレーにインド人CEOが何故多いかの考察





視聴した方も多いと思いますが、また観たくなる映画です!

インド人数学者ラマヌジャンと、イギリス人の大学教授G・H・ハーディの友情を描く、実話を基にした人間ドラマ。第一次世界大戦下のイギリスを舞台に、身分も国籍も違う2人の数学者がさまざまな困難を乗り越え、絆を深めていくさまがつづられる。『スラムドッグ$ミリオネア』のデーヴ・パテルがラマヌジャンを演じる。


世界人口ランキング

1位インド 2位中国 3位アメリカ 4位インドネシア 5位ナイジェリア 6位パキスタン 7位ブラジル


<個人的まとめ>

白人は少数化して行くのに対して、広い意味でのアジア圏が台頭しつつあるのではないかという、そこはかとないアジア・モンスーンの時代の風を頬に感ずる次第です。(笑)


ちなみにモンスーンの語源はアラビア語から来ています。意味深!


「アラビア語で「季節」を表す موسم(mawsim) が、ポルトガル語monçao になり、オランダ語monssoen を経由して、1580年代に英語monsoon になった」