武田鉄矢さんの知られざる

父親との葛藤


そんな葛藤されていたことは

このインタビュー記事にて

初めて知りました。


簡略にご紹介致します。


武田鉄矢さんの告白     12月12日(日)7:00配信


武田鉄矢さん 現在(74)

昭和24年(1949)生れ

戦後4年目のほぼ焼け野原同然の


お父様は終戦後、博多に復員し、

旋盤工として働いていた。



「安月給をはたいて、全部飲んじゃう。

「やけ酒をあおっては、

戦場の記憶の断片を

うめくように吐き出していました


そんな

お父さんは

大っ嫌い

大っ嫌い

だった‼️



お母さんや子供たちが

惨めな思いで生活しなければ

ならなかったかが

伺い知れます。



お父さんは1983年に死去。

生前はお父さんと和解出来なかった。


お父さんの死後になってから

やっと父親を理解出来るようになった。



「戦争のトラウマのうずきに耐えながら、高度成長期を働いてきたんでしょう。ひりひりする心の痛みを、酒でしか癒やせない境涯だったんだろうなあ」





「戦争経験者である司馬遼太郎や阿川弘之の作品を読む、シベリア抑留経験者の吉田正や三波春夫の曲を聞いたりして父親の不機嫌の正体、

トラウマを理解するようになった。」


という。


和解の心、

許せる心になるのには

時間が流れ、流れ、また流れて

ひたすら生きて

何度も自分を忘れ

人々からもすっかり忘れられて

しまってから





ある日突然に

涙を流して

ごめんなさい!!



不孝を詫びる時が

来るのかも知れません。

親とはそんなものですね💦




ここにある一復員兵としての

武田鉄矢さんのお父さん(全ての男たち)は

そして、お母さん(全ての女たち)も

戦後焼け野原の中で

家族を養い育てる別の生きる為の戦争

戦っていたのではないだろうか。



復員兵も特攻兵と同じように

胸の内を語れない

口なしの遥かな道を

歩いていた。



こちらは武田鉄矢さんのファミリーヒストリー