昭和生まれの気骨


免許証センターから届いた葉書が届いた時に、

シンプルに免許更新の案内かと思いきや、

高齢者講習を更新前に受けなさい、

という案内だった。



受けないといけない年になったのかと、

少し複雑な思いでもあった。



近くの教習所で講習を受けに行った時に、

担当の教官(?)の方が、

講習始める前に、よもやま話しを始めた。



これが結構楽しい。

法事後のお坊さんのよもやま話と同じで😆



その中で

自分の父はシベリヤに抑留されていた。」

と話されたのを聞いて驚いた。



講習の終了を待って、

「お父様がシベリア行かれたんですか」

と伺うと。



「父が帰還したお陰で私がこうしているんです」

と言われた。


仰る通りです‼️



同じく

私もシベリア抑留からの帰還者を

父に持つ一人であるから。

既に故人。



シベリア抑留と言えば

二宮和也主演で北川景子共演の映画

「ラーゲリより愛を込めて」

がヒットしたので観た方も

多いのではないかと思いす。

私も見て来ました。


改めて

「シベリア抑留」が世間から

注目されることになった映画です。



そのシベリア抑留をテーマにしている曲が

「岸壁の母」昭和47年(1972)菊池章子


この抑留テーマとした「岸壁の母」は

二葉百合子さんが菊池章子さんの曲をカバーして

自身最大のヒット曲になっています。



名前だけは知ってはいても、

詳しくは存知あげていなかった二葉百合子さん。



日本浪曲協会の名誉顧問をされているらしい。

20216月に「人生、歌がある」という

BS朝日の番組に出演されている。



今年、2023年、92歲ですが、

114日に放送の番組ではお弟子さん歌手

と一緒に出演して「岸壁の母」

を熱唱されている。



全く年齢を感じさせない現役歌手の声で、

腹から出す声は大声量で、

高音も難なく歌いあげている。


お弟子さん達も舌をまく歌唱力を披露された。



92歲の方だと思うと、

ただただ感嘆してしまいました。



おみそれ致しました💦

日本の気骨あるお婆ちゃん💦

いつまでもお元気に❣️