6月8日(土)

午前中Messengerに連絡が入る。隣の敷地から朝から子猫の声が聞こえる、と写真もそえてママ猫1頭の捕獲と子猫4頭の保護依頼。現場は家から自転車で10分ほどの近場。

搬送スタッフのMさんと向かう。現場の聞き込みで、ご依頼以外にもう1家族(ママ猫1頭、子猫5頭) いることか判明。


Mさんの大活躍でご依頼の子猫4頭、ママ猫2頭を保護、捕獲。








しかし、あと子猫5頭の居場所がわからない。


現場で、ひょんなきっかけで、近くのガソリンスタンドにお勤めの男性と知り合う。なんでも昨年、今回捕獲したママ猫の姉妹猫が産んだ子猫を、2頭保護されたらしく、血縁だからぜひ、と保護したばかりの2頭の子猫を引き取ってくださった。ありがたい。


翌日。

昨日はわからなかった子猫の居場所がわかり、仕事を終えてから現場に直行。



何十年もの間に、累々とたまったゴミやガラクタがつめられた物置にいた子猫を、床を踏み抜きながら3頭手づかみで保護。




しかし、灯りといえば、小さい懐中電灯のみ。日も暮れてきて足元も覚束ないため、残念ながら、捜索を打ち切り。

3頭の子猫のみの保護となった。その後

依頼者S様が、子猫2頭をつれて、どこかにいくママ猫を目撃されている。ご近所の方にもお願いして、見つけ次第ご連絡いただくことに。


この現場では、S様とママ猫たちにえさやりをされていたT様からご寄付を、さらにS様からは後日フードのご寄付もいただいた。





6月15日(土)

以前ご依頼をうけた現場で、捕まらなかったママ猫が、子猫3頭をつれてくるようになった、とのLINE。



搬送スタッフIさんと向かう。

数は多くないし、午前中で片がつくだろうという予想に反し、一日かかって、子猫2頭の保護。

現場では、頻繁にママ猫の姿を確認。



捕獲器のそばまでくるものの、どうしてもはいらない。そして、あと1頭の子猫がさがせない。ママ猫が唯一なれている、という依頼者様のお嬢さんにきていただいたり、TNRをいっしょにやることが多いO夫妻の応援をもらったりしたが、日没になり、捕獲を断念。ママ猫の捕獲器トレーニングをお願いし、子猫の保護は、お嬢さんにお願いした。


こちらでは、珍しいハマボウフウや枝付きの枝豆などの野菜を、たくさんいただいた。





6月20 日(木)
いつもご支援いただいているN様の、一年がかりの説得で、ご近所のS様宅でママ猫1 頭のTNRと子猫1頭の保護が実現。ほかに、パパ猫もくるらしい。登校する子供たちを見送りながら、捕獲器を仕掛ける。最初に入ったのは、子猫。多分3ヶ月は越えている。


その後、たまにしか来ないというパパ猫がIN。



さんざん逃げ回っていたママ猫も、夜になってすぐに入る。



一日がかりだったが、S様が細やかに観察してくださり、色々ご協力くださったおかげで、現場コンプリート。
今回もお手伝いしてもらった、搬送スタッフのIさんと、大喜び。
S様からは、2人に、届いたばかりというサクランボと、冷たい飲み物をいただいた。また、心配で様子を見に来てくださったN様からも、ステキな保冷バッグに入れて、冷たいおしぼりと飲み物を差し入れていただいた。

10日あまりの間に3件のTNRと子猫の保護。保護した子猫は10頭。昨日の捕獲中には、以前入った現場から、子猫保護の依頼が入る。
まだまだ、終わらない。


※各現場で、ご協力いただいた皆様と、予定をキャンセルしてまでTNRを手伝ってくれたスタッフIさんとMさんに、感謝いたします。 


【ご支援のお願い】
子猫保護、大人猫の捕獲が続きます。ご支援いただけると、嬉しいです。