障害を持つ方の支援と、保護猫活動の両立を目指すにゃにーず事務所のOさんから、支援センターに猫の保護依頼があったので、手伝ってほしいと連絡がありました。
依頼主H様ご自宅に来る親子猫の保護です。
伺うまで猫についての詳細は、母猫と子猫2頭ということ以外わからず、また昨日は、H様と、H様の支援に関わる方たちとの打ち合わせだけ、ということで、念のため捕獲器1台と監視カメラだけ持って、現場に向かいました。
そこで見せていただいたのが、この写真。
H 様と、H様の御年96歳のおばあちゃまのが、お世話しているということ。
子猫、といっても、かなり大きい。
通常なら、左の母猫同様、不妊手術をしてリリースする大きさです。
しかし、最近名前の記載がない餌やりをやめるようかかれた紙が、ポストにはいっていたり、他のご家族は猫ぎらいで、猫をみつけると追い立てるようなこともされるとか。心配というより、強いご希望で、母猫含め、保護する方向になりました。
折しも、庭には子猫がお昼寝😴中。
打ち合わせも何もすっとばし、
これは今日やってしまおうと、持っていった捕獲器のセットにかかります。
設置して、数十秒で縁側の下に顔を出しにきた子猫ゲット❗
しかし、捕獲器が足りない。
幸い、同席したOさんの上司の方に、捕獲器をお借りすることができ、そちらを設置して待つ間に、Oさんの運転で動物病院に初期医療に走ります🚗💨
いやー、車🚗があるって、便利だわ〜。
子猫がはいった捕獲器を持って、車まで歩く私を、いつまでも見送るH様のお気持ちがせつない。
病院の待ち時間の間に、2頭目がかかった、とのLINE。
またまたOさんに走ってもらい、受け取りに。
いや〜、二人いて、車🚗があるって、ほんとに便利だわ〜❗❗
こちらもクリーム系青い目。
見分け方は、尻尾が長く、顔がシュッとしているのが「幸」ちゃん。
尻尾が短く、比較的丸顔が「福」ちゃん。
ふたりの幸せを願って、依頼主様がつけられいた名前です。
その後、預かり先のOさん宅へ。
一時的に、Lケージに滞在してもらいます。
騒ぐかと思いましたが、案外落ち着いた様子。
今朝になって、ごはんも食べ、おしっこもしたという連絡と
この写真。
依頼主のH様と、おばあちゃまが、涙ながらに飼えないことを詫び、何度も何度も、「幸せにしてやってください」とお願いされたこの子たち。
お気持ち、しっかり受け取りましたよ。
必ず、必ず幸せにします。
母猫は、やはり当初の予定どおり、手術して現場に戻すことになりました。 一度は保護を依頼したものの、やはり現実にかわいがっていた子猫が2頭も一度にいなくなってみると、さびしかったのだと思います。
病院の予約や、仕事の関係で捕獲は来週、依頼主様にお願いします。
障害を持ちながら、猫の行く末を考えられて、行動に移された依頼主様。本当にありがたい方だと、手をあわせました🙏






