先日は80歳台の高齢の患者様に対するMICS-僧帽弁置換手術・三尖弁形成術でした。
MICS手術のため侵襲リスクは従来より小さく、やはり高齢の患者様には可能であればMICSだなと感じました。
当院では2か月に一度、ハートチーム通信を作成し近医先生方にお送りしています。
ハートチーム通信には最近の論文から治療トレンドの紹介と、当院のプチ紹介をしています。
今回のハートチーム通信はこちらです。
今回は急性大動脈解離後のステントグラフト治療についてです。
当院はステントグラフト治療も多く行っており、ステントグラフト治療は胸を切らない為低侵襲です。
適切な時期に適切な治療を受ける事は、急性期また遠隔期の成績に大きく関わります。
大動脈解離、大動脈瘤を言われた患者様は是非当院へご来院下さい。
※当院では弁膜症,狭心症などの心臓手術の多くをMICS手術(肋骨の間から小さな傷で行う心臓手術)で行っています。またカテーテル治療(大動脈弁狭窄症に対するTAVI、僧帽弁閉鎖不全症に対するMitraClip)も行っており高齢・ハイリスクの患者様にも対応します。MICS-バイパス手術で多枝バイパス(2本以上つなぐ事)を行っているのは埼玉県で当院のみです。これらを組み合わせる事により、弁膜症+虚血性心疾患の治療を心臓を止めずに小さな傷で行う事も可能です。
※当院はハートセンターという心臓病に特化した病院です。ベッド数は100床程度とコンパクトですが、すぐに検査から治療まで行えます(今日入院明日手術も可能です)。心臓病と言われた方、ご不安な方はいつでもご来院・ご連絡またはコメント下さい。様々な方法を用いて、患者様それぞれに合った医療をお届けしております。尚、患者様の了承を得て画像を載せさせて頂いております。