セミナー全ては拝聴できませんでしたが、ヒデさんのワイン造りの考えをお聴きすることができ、とても勉強になりました。
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ワイナリーの場所を決めるとき、日本全国を周って、その都度水を撒いて、一番水捌けの良い土地を選んだ。石コロだらけの土地は水捌けが良い。
南アルプスは風の通り道。西は山に遮られていて西日がささないのも好都合。
昔飛行場があった。小型機用の飛行場は雨の少ない土地に作られる。降水量は9月が一番多いが、同じ山梨の勝沼や甲府と比べても、圧倒的に降水量が少ない。
葡萄は月や海の影響を受けていて、満ち潮のときは樹も根から水を吸い上げる力が強いので、葡萄も水っぽくなる。
反対に引き潮のときは、水分が少ないので葡萄の粒も味が濃縮されている。水分が少ないという事は病気も少ないという事。
潮の満ち引きで作業スケジュールを決めている。しかし雨には勝てない。
ピジャージュについて
機械でついたお餅と手でついたお餅、どっちが美味しいですか?という考え。昔ながらの足踏みで葡萄を破砕している。
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プロのダイバーとして、3,000本以上も海に潜った経験をお持ちのヒデさん。自然の偉大さをご自身の身体で感じ取られているんでしょう。まさに自然に寄り添ったワイン造りをされています。
是非たくさんの方に飲んでいただきたい。
ちなみにワインは以下の8種類の試飲でした。
しろしろ ピンク
ポンペット アッサンブラージュ
カフェ ルソワール
ソール
サージュ
ラピュータ レフォール
ヴィーヴァ
ヴィーガン
昨日たくさん購入していだだきましたので、既にいくつか品切れになりましたが、まだ多少残っています。
ワインのテイスティングコメントはまたの機会に。どれもマスカットベーリーAの可能性を広げる、優しい味わいのワインです。
ヒデさん、ありがとうございました!
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