【川越 仙波日枝神社 御由緒】
日枝神社本殿は、喜多院山門の前方にあります。
山王一実神道の関係から喜多院の草創時代から境内に祀られ、近江日枝神社を勧請したものといわれます。
本殿は、三間社流れ造り、銅版葺、朱漆塗り。
室町末期から江戸初期の朱塗りの華やかな様式をよく残しています。
神輿形厨子に安置される僧形の木像は、大山咋神(おおやまくいのかみ)を表しています。
なお、現在の赤坂日枝神社は、文明10年(1478)に太田道灌が江戸の地に城を築くに当たってここから江戸城内紅葉山に分祀したことにはじまります。
【川越 仙波日枝神社 鳥居】
【川越 仙波日枝神社 手水場】
【川越 仙波日枝神社 拝殿】
【川越 仙波日枝神社本殿(国重要文化財)】
【川越 仙波日枝神社古墳】
川越日枝神社はもともと喜多院の境内にあったが、県道建設のため大正時代に仙波古墳群という前方後円墳を開削して喜多院門前に移転した。
【喜多院の七不思議 底なしの穴】
川越日枝神社境内には、喜多院七不思議の一つ「底なしの穴」があります。
現在、穴は埋められてしまっていますが、むかしはその名の通り底が無い穴だったそうです。
昔はこの穴にお札を納めると、翌朝、1キロはなれた龍池弁財天(たついけ べんざいてん)の双子池に浮いた、との伝承があります。
また、いくらたくさんのゴミを投げ込んでも、一晩のうちに無くなってしまうので、底無掃溜(そこなしはきだめ)ともいわれています。
【川越 仙波日枝神社 御朱印】
【川越 仙波日枝神社へのアクセス】
〒350-0036 埼玉県川越市小仙波町1-4
【電車の場合】
(1)西武新宿線本川越駅から徒歩で10分
(2)東武東上線・JR川越線川越駅から徒歩で20分
(3)東武東上線川越駅(本川越駅)からバスで(小江戸巡回バス「喜多院」下車徒歩1分)
(4)東武東上線川越駅(本川越駅)からバスで(小江戸名所めぐりバス「喜多院前」下車徒歩1分)