Music has a special power.
(音楽には特別な力がある。)


授業で使っている教科書の中にこのような一文があるレッスンがあります。


レッスンの内容は、第二次世界大戦中に、ドイツ軍が自国の兵士達を励ますためにラジオ放送していた歌を、敵であるアメリカ軍等の兵士達も密かに聴いていて、敵味方関係なく同じ音楽に癒されていたというストーリーです。


このように、辛く苦しい状況でも、音楽を聴いたり、演奏したりすることによって、癒され、力が湧いてくることがあります。


現在の世界の状況は、第二次世界大戦以来の危機的状況だとも言われています。


そして、家で過ごすことが、自分も他人も守るのに最も必要なことだとされています。


なので、こんなときには、家で音楽を楽しむのも良いのではないでしょうか?


今、スマホやタブレットのおかげで、どこにいても世界中の音楽を楽しむことができます。


授業でも英語の歌を扱うことがたまにあるのですが、その中から歌詞が聞き取りやすく意味も素敵だなと思うものを紹介したいと思います。


☀️明るい曲(←朝起きる時や元気を出したいときに)☀️


*Top of the World (Carpenters)

兄妹のデュオで、兄のリチャードが作曲作詞や演奏を担当、妹のカレンがボーカル担当です。

愛しい人との出会いによって、周りの全ての物が輝いているように感じ、幸せの絶頂にいる様子が歌われています。


*A Whole New World (Disney)

去年、実写版映画が公開されたアラジンのテーマ曲です。

アラジン(男性)とジャスミン(女性)の美しい歌声で新しい世界への希望が歌われています。


*Country Road (John Denver)

英語の教科書にもよく登場する、故郷への望郷の気持ちが歌われている曲です。

ジブリ映画「耳をすませば」の挿入歌としても使われています。


🌛落ち着いた曲(←夜寝るときや癒されたいときに)🌛


*Hero (Mariah Carey)

困難な状況でも諦めずに立ち向かうこと、そしてそんな自分の中にヒーローがいるのだというメッセージが歌われています。

最近、コロナ禍の中で献身的に働く医療従事者や配達員、店員などの人々に対しての応援メッセージとして、マライアが自宅からライブパフォーマンスを動画配信しました。


*My Heart Will Go On (Celine Dione)

映画「タイタニック」のテーマ曲です。

愛しい人と離れ離れになってもその思い出を胸に力強く生きていく様子が歌われています。

ちなみに、この曲とは違いますが、映画の中で、沈みゆく船の上で音楽隊の人達が最後まで励まし合いながら音楽を奏でていたシーンも印象的でした。


*Imagine (John Lennon)

こちらも英語の教科書によく登場する曲で、世界平和への希望が歌われています。

911のテロ後、アメリカ国内での好戦的なムードの中この曲は放送自粛曲の一つになったにも関わらず、テロの救護活動に当たっていた消防士や警察官達への追悼コンサートで歌われました。


 

スマホの写真の整理をしていたら、去年小樽に出かけた時の写真が出てきました。

その頃は、大勢の観光客で賑わっていたなぁ…。

また活気のある日々が1日でも早く戻りますように🍀