空き家リノベーションモデルハウス朱種にて、

NPO法人ふるさと福井サポートセンターさん主催の

アレックス・カーさん講演会&懇親会に参加させていただきました(※^○^※)

アレックス・カー講演会1

日本はこれまで、ご先祖様が培ってきた

昔のものを否定すること=現代的

だという認識になっているから
古い藁葺き屋根の家や美しい山なども全て壊して、
西洋風にしたり、アスファルトで固めたりしていた

でも、昔からあるものを残し、
現代の生活スタイルに合ったもの(床暖や水周りなど)を
取り入れることで、
日本らしさを守ることができるし、
それが観光にもつなげられるということでした。

新たな気づきをくださったアレックスさん

そしてそれを主催してくださったNPOふるさぽ福井の北山さん
ありがとうございました

アレックス・カー講演会2


アレックス・カー講演会3
リブセンス<生きる意味> 25歳の最年少上場社長 村上太一の人を幸せにする仕事/日経BP社

¥1,470
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25歳の最年少上場社長 村上太一さん率いる株式会社「リブセンス」と村上さんの人生について書かれた本

いわゆる起業家サクセスストーリーとして物語が波乱万丈しているわけではない。

いや、十分に波乱万丈しているのだが、リブセンスの経営理念「幸せから生まれる幸せ」を愚直に守りながら、凝り固まることなく手段を変化させているのが、どこか淡々と語られているところに安心感がある。

この本に出会うまで、リブセンスという名前に、全然聞き覚えなかったのだが、同じ年齢の男子として、コツコツ努力してきた人生を送りながら、ここまでのインパクトを与えてくれたこの本に、感謝と尊敬しっぱなしです。

そして負けてなるものかと勇気が出る本です。

「自分は普通だ」と思えるから、何事にも謙虚に、何事にも真摯に取り組めるのだと思う。

永遠の0 (講談社文庫)/講談社

¥920
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580ページにも及ぶ長編小説。
フィクションなのでストーリーとしては無理やりなところも、Tips回収の部分もあります。

しかし、それ以上に日本の「戦争」に関する記述の詳細さ、真摯さには一種の執念とも思えるようなものを感じました。
この本は日本を守ろうと戦っていた軍隊ではなく、「人間」たちを一人ひとりフォーカスして書いていくことで、まるで現実であるかのように淡々と、しかし激情を伴って進んでいきます。
これを読み終わった今、涙が止まりません。

僕たちの御先祖様は、これまでの時代を生き、戦争も経験しながら、今の時代に繋げてくれています。同時に、戦争の経験をしたことがある僕たちの御先祖様は、だんだんこの世から消えていきます。

僕たちが、これからを創っていかなければならないのでしょう。


本書の登場人物の一人が言った「平成の世の中に澱んでいる人間」である自分が、いかにこれからを生きていくか。一つの道しるべになるのではないかと思います。

勝つことよりも、負けないことの方が難しい。