2024.1.11(木)付の新潮社フォーサイトからです。

 

ノーベル賞受賞者は近畿圏がトップです。

 

米国では首都はワシントンDCです。ノーベル賞受賞者の多い CalTech、UC Berkeley、UCLAはカリフォルニア州、Harvard大学、MITはボストン州、Princeton大学はニュージャージー州にあります。大学は政治の中心から離れている方が好ましいのかもしれません。

 

東大理三の合格者は粒揃いの秀才、英才でしょう。ノーベル賞は目指して獲得できるものではありませんが、「答えがあるかないかも分からない問題を考え続ける能力」は東大理三の合格者には失われているのでしょうか?

 

(関連ブログ)

東大、京大には18歳人口のどの位が合格するか?(7/6)

東京大学京都大学入学定員

  • 東京大学:2,958人
  • 京都大学:2,823人

18歳人口は約110万人なので、約190人に1人が合格します。現役合格なら>200人に1人でしょう。

https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/inline-files/4-2-1-7f81ff85c1cfe045eb38b34da37768f7.pdf

 

(中略)

 

(8:30PM、追記)

灘高は1学年で220人、6クラス。東大に94人、京大に51人合格なので、クラスで中程度の成績なら東大、京大に合格することになります。一所懸命に勉強してもクラストップは高い壁で、なんか虚しいように感じます。灘高からノーベル賞は野依良治博士だけです。東京の中高一貫校から東京大学はノーベル賞受賞者はいません。大学に入学するまでに何かを失ったように思います。