6/2に学生時代の友人と東京でランチ会をしました。京都大学理学部の同学年です。京都大学理学部は理学科のみで、東京大学理一のような進路振り分けがなく、4回生までは「留年」もありません。京都大学工学部との難易度については情報学科、電気電子工学科、物理工学科と同レベルです。
 
東京大学については中高一貫校でないと合格できないということでは一致しました。「鉄緑会」も話題になりました。難易度は東京大学理一の方が高いですが、京都大学理学部の合格者の半分ぐらいは東京大学理一には合格するだろうと思います。
 
(9AM、以下コメント追記:開成中学は1学年300人、開成高校は1学年400人です。私は大阪の府立高校を卒業しました。灘中学校・灘高校は当時から著名でした。灘高校の1学年は約220人です。飛び抜けて優秀でクラストップなら、ある程度はハッピーなのでしょうか?私は中学校では学年トップになったことがあり、高校は3年間、クラストップでした。難関私立中学・高校で「受験秀才」にはなれるのでしょうが、中高一貫校から東京大学の理一〜三に進学してノーベル賞自然科学部門を受賞した人はいません。)
(1PM+、以下コメント追記:首都圏の私立大学については、早稲田大学に国際教養学部が創設されたので、上智大学のランクが落ちて、早慶上理>MARCHだそうです。)
(1:30PM、以下コメント追記:理系
については、東京大学理一京都大学工学部情報学科京都大学理学部
京都大学工学部電気電子学科、…で東京工業大学の下に早慶になります。私立大学は入学定員が多いのですが、国家公務員試験総合職(国総)の合格者数は東京大学京都大学
>立命館大学>東北大学>早稲田大学です。)

 

中高一貫校は東大合格するには最強ですが、…(4/7)

ダイヤモンドオンラインの記事です。

 

2024年の東京大学合格者数は7位の日比谷高校を除いて、1位から11位までは中高一貫校でした(12位は浦和高校(埼玉県)、13〜15位は中高一貫校。。タイトルのとおり、東大合格には中高一貫校が最強です。

 

あえてタイトルでは『最強ですが、…』にしました。私が京都大学理学部に入学したのは1970年代はじめでした。中学校では「三角関数」の勉強をした記憶があるのですが、現在は高校1年生からのようです(要確認)。「三角関数」が理解できなければ、積分で球の体積や表面積の計算はできません。中高一貫校では中学校から「三角関数」を始めるようです。

 

(0PM、以下コメント追記:私は大阪市生まれで公立中学→府立高校でした。中学校では常時ではありませんが、1〜3年で学年トップでした。10代前半でどの分野でも「成功体験」は必要に思います。中高一貫校でクラストップでなくても東京大学には合格します。中高一貫校がいいのか、公立高校がいいのかは、大学卒業後の数十年を見ないと分かりません。)

 

私は「詰め込み」で背伸びして東京大学に合格しても「伸び代」がないように考えています。音楽、美術、スポーツの世界と同様に「生まれつき」、算数、国語が得意な子どもは100人に1人ぐらいと考えています。

 

東大+京大の合格率は灘>聖光>開成>北野>洛南(3/20) から抜粋

私が小学生だった1960年代から灘中学・高校の名前は知っていました。東京都で「学校群」が導入される前は「日比谷高校」しか知りませんでした。兵庫県は公立では神戸高校、京都府は旧制一中の洛北高校と私立洛星高校が知られていました。日比谷高校は最大で170人以上の東京大学の合格者数でした(1964年は193人)。

 

東京大学の合格者数トップは開成高校京都大学の合格者数トップは北野高校です。

(下のチャートの数字の出典は「サンデー毎日」です。卒業生数が多いので開成高校がトップですが、合格率では灘高校聖光学院開成高校です。画像はリングフリーですが、クレジットを入れ、わざと「2025入試」としました。新聞、TV、雑誌の情報は「二次情報」です。書き手、送り手を通じた情報に過ぎませんが、加工の仕方で新たな発見があります。)

「サンデー毎日」今週号:東大・京大合格者 ① (3/13)

 

 

2023年の18歳人口は109.7万人です。18歳の時点で大学入学を目指すのであれば、東京大学京都大学です。2校の入学定員は約5600人、190〜200人に1人です。(9:30AM、以下コメント挿入:親が東大、京大卒で子が東大、京大は4万人に1人、同様に2人の兄弟姉妹がどちらも東大、京大は4万人に1人です。50年前の大学進学率は2〜3割でした(1972年に20%を超えた)。)私は「生まれつき」難関大学の受験科目が得意であれば、難関大学を目指し、服飾、調理、音楽、美術、スポーツが得意であれば、その道を進めばいいと考えています。