タイトルと画像は5/22付、読売新聞(大阪本社版)1面からです。

 

朝日新聞は27面(社会欄)の掲載でした。

 

私は大阪市生まれで大阪府北部在住です。大阪万博の「肯定派」ではありません。読売新聞大阪本社は大阪府と包括連携協定を締結しているためか、大阪万博には「推進」の立場のようです。

 

大屋根(リング)については、建築費が当初の1.9倍の2,350億円となり、344億円をかけることや、総合デザインプロデューサーである建築デザイナーの藤本壮介氏が選ばれた経緯等に疑問点は多いですが、「貫工法」で柱と梁を組み合わせた木造建築物を実際に施工している大林組清水建設竹中工務店(あいうえお順)は「令和の名工」として評価しています。

 

貫工法」が将来の大型木造建築物に活用されるかどうかか分かりませんが、パズルのように柱と梁を繋ぐのは実際の現場では大変だと思います。

 

(4:30PM、追記)

大林組のサイトです。

大阪万博には「目玉」が見当たりません。ミャクミャクには「目玉」がありますが、…。

 

今日になって、3/28のガス爆発事故の追加の損傷箇所を発表しました。「万博協会」は夢洲の対岸の大阪府咲洲庁舎に入居しています。毎日の工事の進捗状況が最も分かる状況です。

 

大屋根を施工している3社だけでなく、ガス爆発のあった工区を担当している鹿島もスーパーゼネコンです。会場を夢洲に選んだ政治家や経済界の責任、上振れした建築費とは切り離して、できあがる過程や「造形美」としての「形」を求めています。