タイトルの内容は簡単な2桁の算数ですが、よく分かりません。竣工日は 'Completion date' です。当初の「タイプA」の海外パビリオン数は60カ国、56施設でした(北欧5カ国は共同館)。ロシアとメキシコは不参加になりました。7カ国が「タイプX」、「タイプC」に変わりました。
タイトル4/13、8AMからの某民放の情報番組からです。
『…開幕時は万博の海外パビリオン含めて出来上がっている状態になると思います。開幕には問題なく間に合うと思います。…』
吉村府知事は「万博協会」副会長である以前に、会場を夢洲に決めた関係者の1人です。なぜ、正確な資料に基づいて発言しないのでしょうか?)
EXPO2025のポジティブなニュース 45 (3/28) から抜粋
後半の4段落を引用します。日本のパビリオン、海外パビリオンともにSDGsに配慮されて設計されているようです。
万博協会は、大型重機を使ったパビリオン建設の主要部分の工事期限を10月中旬に設定、各国とも内装含め遅くとも来年3月までに完成させ、開幕に間に合わせたい意向だ。
しかし今年4月からは建設業界などの残業規制もある。ある会場建設の関係者はひとこと「最後は突貫工事かな」。今後パビリオンの着工が増えると外部から建設現場への往来で会場へ通じる道路渋滞を懸念する関係者も多い。
これから梅雨時を迎える。雨中、工事車両が現場から去る際に、出口でタイヤに付着した泥を除去してもらう「洗浄順番待ち」渋滞も懸念材料として残る。
いずれにせよ建設業者未定は約20カ国ある。建築、内装、展示、検査などのプロセスを経て各パビリオンは2025年4月13日を迎える。
以下は再掲です。
私は若い世代が大阪万博に関心を持つことはいいことだと考えています。一方で、私を含めて年金世代や現役世代が膨大な借金(国債)返済を先送りにして、バラマキを続けていることは情けなく思います。
愛・地球博のパンフレット と「万博学」②(11/10) で紹介したように、ウスビ・サコ氏は京都精華大学学長(2018-2022)だった方で「万博協会」の副会長の1人です。
開幕まで1年を切れば、関心が高まるのでしょうか?国際的にはウクライナ戦争が続いていて、パレスチナ・ガザ地区で多数の死傷者が出ています。経済の先行きは不透明です。
前々回は「電力館 可能性のタマゴ達」、3回前はカナダでした。
第1回でイタリアとバンダイナムコ、第2回で米国のパビリオンを紹介しました。
EXPO2025を開催する意義について、私は直接的な経済効果だけでなく、「コスト」と「ベネフィット(恩恵)」で考えるようにしています。「ベネフィット」は経済的な利益だけでなく、抽象的な効果も含みます。すでに建設費は当初の1,250億円から1,850億円→2,350億円と「上振れ」しています。若い世代が会場に足を運んでEXPO2025を体験する意義はあると考えています。