国際博覧会(万博)は国家事業です。大阪市生まれで1970年大阪万博には行きました。会長は故・石坂泰三(敬称略、以下同)でした。2005年愛知万博では会長は故・豊田章一郎、No.2の事務総長は中村利雄、愛知県知事は神田真秋でした。

 

 

愛知万博と並べると、開幕まで後、53週となった大阪万博では、会長、No.2の事務総長、知事には、私個人の意見としては正直に、「力不足」を感じます。

 

(11AM、以下コメント追記:私は経営は素人です。売上高が2.5兆円、営業利益が過去最大の▲2,850億円の赤字の予想です。個人投資家としては避けたい銘柄です。万博の会長は経団連会長でない場合もあります。愛知万博では奥田 碩 (トヨタ自動車会長)が経団連会長でした。歴代最大の赤字計上がトップ、No.2がもうすぐ後期高齢者では、大阪府民としても「どうなるか」先が読めません。)

(0PM、以下コメント追記:1970大阪万博の協会会長の故・石坂泰三を口説いたのは当時の三木武夫・経済産業大臣でした。1965年11月の就任でした。当時の大阪府知事は左藤義詮(在任期間:1959-1971)で、京都大学卒→衆議院議員→防衛省長官でした。1960年代から千里ニュータウン建設を立案、実現しました。今の知事(1975生まれ)は九州大学法学部卒→衆議院議員1期(2014.11-2015.12)で大阪市長(2015.12-2019.3)、大阪府知事(2019.4-)で、中央では野党なので「無役」でした。下の住友化学の時価総額ランキングは255位で、254位がオープンハウス、256位がクラレでした。)

(2PM、以下コメント追記:1990年の大阪「花の万博」の開催時の大阪府知事は岸昌(1987-1991、東大卒、自治省官房長を経て大阪府副知事でした。後任の中川和雄(1981-1995、東大法卒)もキャリア官僚から副知事でした。大阪府は横山ノック(1995-1999)、広島県出身で一浪の太田房江(2000-2008、東大経済卒)、橋下徹(東京都出身、早稲田大学)、松井一郎(大阪府八尾市出身、福岡県の私立大学卒)でした。今から考えると30年前までは選挙民も賢く知事を選んでいたのでしょう。)

(4PM、以下コメント追記:歴代の大阪市長は大島靖(1971-1987、東大法卒、キャリア官僚から助役)、西尾正也(1987-1995、京大法卒、大阪市勤務、助役)でした。「バブル崩壊」と本社機能の東京移転、製造業の東アジア、東南アジアへの進出による「二重の空洞化」がありました。西尾正也の後任の磯村隆文は大阪市立大学(現・大阪公立大学)、關淳一は同じく大阪市立大学卒、平松邦夫、橋下徹、松井一郎は私立大学卒と行政能力に疑問符を感じます。大阪府大阪市も選んだのは選挙民の責任です。)

 

会長の住友化学は「化学」の業種ランキングが17位で、話題の小林製薬が26位です。愛知万博では会長、事務総長、知事は愛知県出身でした。今回はNo.2は千葉県銚子市出身で、大阪には殆ど関わりはないようです(要確認)。年齢も私より上の1950年生まれで、会期中には後期高齢者でしょうか?