新戦略「与党過半数割れ」:朝日新聞から(3/25) の続きです。

 

タイトルは読売新聞(大阪本社版)4面(政治・経済欄)からです。現在は有能な「人財」は政治家になることを避けています。

 

 

以下は再掲です。

タイトルは3/25付、朝日新聞(大阪本社版)3面からです。私は大阪市生まれで大阪府北部に住んでいます。2008年にあった大阪府知事選挙では、H氏には投票していません。

 

昨日、京都市で「維新」の党大会があり、方針は「与党過半数割れ」でした。私は地方で強くなければ、国会議員の数は増やせないと考えています。首長(知事、市町村長)は在任中は党派色を出さずに「無所属」が好ましいと考えています。

 

私は大阪で「維新」が強いのは大阪の自民党政治家が他の都道府県に比べると「質」が劣るためだと考えています。歴代の大臣経験者では故・塩川正十郎(敬称略、1921-2015)以外には「人材」は見当たりません。世襲議員が多くて「劣化コピー」なので前回の衆議院選挙では小選挙区は全敗でした。大阪は1980年代からの長期低迷で、政治家には期待せずに、1995-1999は横山ノックが知事でした。大阪市では労働組合が強く、「公務員攻撃」をすれば票になりました。また、大阪の進学校からは東京大学、京都大学に進学して、大阪大学、大阪公立大学は2番手、3番手です。

 

元々、政治の中心は「永田町」と「霞が関」であり、大企業の本社機能は東京に移動して、経済の中心でもなくなりました。大阪は権力の「空白地帯」になり、「地方自治」は本来、企業のように「収益」を挙げることが目的ではありません。「大阪人」は政治の仕組み、経済の仕組みに疎く、物事を単純化、短絡して考える性質があるようです。

 

塩川氏は慶應義塾大学経済学出身で布施市助役でした。私は行政経験のない首長には危機感があります。これは野党にも当てはまります。(布施市は1967年に東大阪市の西部に)

 

以下のブログには大阪の政治家について書いています。

 

大阪府の令和6年度予算案 ① (2/15)

テーマ:地方自治

画像は今日の朝日新聞(大阪本社版)地域欄からです。

 

私は大阪市生まれで大阪府北部に住んでいます。一般会計予算案について書かれています。歳入では税収地方交付税、等、歳出では目玉政策の高校無償化大阪万博に注目しています。

 

国からの仕送りの地方交付税交付金東京都はゼロです。東証プライム上場企業の本社は東京都内にあり、法人地方税が入ります。大阪府は1990年代からの「産業の空洞化」で本社機能は東京、製造業は中国、東南アジアに移転しました。2000年代にはベイエリアでの薄型テレビの工場をパナソニックとシャープが建設しましたが、薄型TVはコモディティになりました。

 

大阪府の電機メーカーではパナソニックがありますが、シャープは赤字、自転車部品のシマノもふるいません。医薬品業では武田の研究所は関東に移転しました。近畿圏では寧ろ京都府、兵庫県のベンチャーが勢いがあります。

 

最新のAI、量子コンピュータはじめ情報・通信業は圧倒的に東京です。クラウドのデータセンターは千葉粥印西市、最先端の半導体工場は熊本県菊陽町です。

 

建設業では大和ハウス工業と積水は大阪が本社です。竹中工務店は非上場ですが本社は大阪です。大阪の原住民ですが、大阪の将来は厳しいです。

 

今日から全国紙の地域欄を見て考えてみます。歴代の大阪府知事の名前は覚えています。1995年からの横山ノック(北海道旭川市生まれ)、2000年の太田房枝は広島県生まれ→東大経済→経産省で大阪にはゆかりがありません。H氏は東京生まれで北野高校→早稲田大学、松井一郎氏は高校退学→福岡の私立高校→福岡の私立大学、現知事は大阪南部の高校→九州大学法学部→弁護士です。

 

(1:30PM+、追記)

太田房江氏は1951年に広島県生まれで一浪して東大経済学部卒、経済産業省の出先の近畿経済局長だったようです。霞が関の官僚は人格的には2タイプに分かれ、端的に言えば「人格者」とそうではない人です。在任中には大相撲大阪場所で土俵に上がりたかったようです。「自分が一番でないといけない」と考えていた人なのでしょう(要確認)。

 

大阪には文系の「人材」がいないように思います。唯一、私が評価しているのは故・塩川正十郎氏です。

※ 大阪府東大阪市生まれ、1921--2015年、大学は慶應義塾大学、でした。)

 

(3:30PM+、追記)

大阪生まれ、大阪育ちなので「大阪愛」はあります。H氏以降の大阪府知事は風俗業の顧問弁護士、福岡県の私立大学工学部卒、消費者金融の弁護士で、肝心の「経済」には素人です。ご贔屓のT劇団も経済とは関係ありません。「笑い」を取るには長けています。

 

さて、大阪万博については2005年の所愛知万博と比較しています。

 

 

「万博協会」の会長、No.2の事務総長、知事を比べると「3※※トリオ」です。片や時価総額日本トップ、此方、史上最大の赤字計上、片や現職の経済産業省官僚で愛知県出身、後の中小企業庁長官、こなた同じ経産省でも70歳超の関東出身、知事さんは弁護士出身ですがだいぶに品格が異なるようです(要確認)。住吉区の市立市民病院の廃院、保健所の統廃合、職員の削減、記者会見での「うがい薬」、大阪発のコロナワクチン開発から利用率数パーセントの大規模医療・療養センターまで、悉く新型コロナ対策は失敗でしたが、在阪民放と某劇団は「ヨイショ」でした。

 

「維新」の代表は最終学歴が高校、幹事長は体育会系です。国会の予算委員会の質疑ではヤジに「恫喝」でした。経済の素人が多いように考えますが、選挙は強いです。大阪は「アンチ東京」なら強いようにも思います。

 

かま

都道府県知事は「行政」に明るいことです。

(6:30PM、追記)

近くのコンビニは少し遅い時間に行くと毎日新聞、読売新聞が売り切れています。4時過ぎに別のコンビニで買ってきました。数字はファクトなので同じですが、内訳をどのように解釈しているかに興味があります。大阪府と愛知県について、歳入では税収の伸び率、地方交付税交付金等、歳出では何が目玉か見る予定です。都道府県知事は半数は霞が関の官僚出身です。東京都、大阪府はイレギュラーです。千葉県は前の知事はタレントでした。今の知事は市長経験者です。熊本県の蒲島知事は苦労されて、米国では農業で定評のあるネブラスカさん大学からハーバード大学のケネディスクールで政治学を学ばれたようです(Wikipediaから)

 

千葉県知事は早稲田大学政経学部を出て、NTTコムから政治の道です。霞が関の「お役所」は国家行政組織法を遵守します。まあ、「運用」というのがあって法律に書いてないことは恣意的に解釈されるようです。