の4回目です。今回は「新卒者合格率の変遷です。受験者数、合格者数、合格率は

  • 第73回:983人、871人、88.6%
  • 第74回:993人、805人、1.1%
  • 今回の第75回:1,029人、868人、84.4%
  • 除く岡山理科大学:915人、791人、86%
  • 岡山理科大学:114人、77人、68%

これは穿った見方ですが、既存だった私立大学獣医学部の関係者はほっとしているでしょう。私立大学獣医学部には、獣医師国家試験合格率が「キラーアイテム」です。受験生が多ければ受験料と、滑り止めで納入した学費と、実際に入学した学生の「質」が担保されます。

 

後は雑文です。

 

私学の経営者の中には「教育」=「ビジネス」と短絡的に考える経営者が残念ながら、おられます。東京大学の前身は帝国大学です。京都市に京都帝国大学を創立したので「東京」になりました。私立大学の設立は大正時代以降です。

 

戦前は天皇が公布する「勅令」でした。「大学令」が1920年に公布されて最初の8大学が設立されました。3番目の東北帝国大学は明治40年(1907年)創立なので、明治時代には東京帝国大学と京都帝国大学しか存在しませんでした。なぜ、東京大学京都大学が際立ち、私立大学では慶應義塾大学早稲田大学等の関東の大学に並んで同志社大学が著名な所以です。

 

結果です。合格者数が1,013人で昨年の877人よりも多いです。

出典:

https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/tikusui/attach/pdf/240313-3.pdf

 

2018年4月入学の岡山理科大学獣医学部の第1期生の入学者数は147名でした。77 ÷ 147で52%でした。元総理のお友達が経営する学校法人の結果です。

 

各大学の合格率は新卒+既卒です。新卒の合格率の平均は84.4%なので、新卒者しか受験していない岡山理科大学の67.5%は見劣りします