タイトルは東京新聞のwebニュース(タイムスタンプは2024年2月13日 20時05分)からです。4つの段落の最初と最後を引用します。開幕までちょうど1年2カ月です大阪万博の準備が遅れているのは主として、「万博協会」の調整不足だと考えています。

大阪・関西万博のトップも務める経団連十倉雅和会長は13日の会見で、日本国際博覧会協会の身内から飛び出し、ネット上で批判が相次いだ建設業界への「けしからん」発言について、火消しに懸命となる一幕があった。

十倉会長は苦笑いしながら「松本さんのパーソナリティー(個性)をよく承知している」と述べ、問題視しない姿勢を示した。そのうえで「松本さんは万博成功を訴え全国行脚もしている。(準備の遅れを)何とかしないといけないという強い思いからの発言だったと思う」などとかばった。これでは人手不足など苦境にある建設業界へのしわ寄せがさらに強まりかねない。(久原穏)

段落で「松本さん」とあるのは関西経済連合会の松本正義住友電気工業会長です。松本氏は万博協会の副会長を務めています。氏の発言は「上滑り」に感じました。

 

大阪には地方新聞はありません。京都新聞の社説です。

どうする大阪万博:京都新聞社説から(2月11日)

 

下の画像は「 文藝春秋」3月号の森功氏の記事です。会場の夢洲埋立地(大阪市北港車番地)で軟弱地盤による地盤沈下があり、建設工事への支障が書かれています。

リアル書店で本を買う(169):文芸春秋(2月9日) から