米国ではUberLyftなどのライドシェア企業が2009年から解禁されています。

 

21世紀になる前の1990年代後半なので記憶が薄れていますが、コロラド州のデンバーで早朝、ダウンタウンのホテルから空港まで、ピックアップの車で同乗者とともに送ってもらったことがあります。タクシーではありませんでした。運転手に現金とチップを払った記憶があります。

 

ボストンタクシーがあり、ワシントンDCは地下鉄や公共交通機関がありました。

 

日本のライドシェア解禁についてはタクシー業界が反対しているようです。菅義偉前首相、吉村洋文大阪府知事が導入に熱心なようです。気になるのはどちらも運輸行政には詳しいとは思えないことです(要確認)。運輸行政を所管している国土交通大臣の発言なら分かるのですが、…。

 

法律は中央省庁が所管しています。自治体の首長が言い出すのも不思議に感じています。

 

(4PM、追記)

大阪府交通事故死亡者数が全国最多です。(大阪府:141人、愛知県:137人、東京都:132人 )

 

ドイツ、韓国ではライドシェアは禁止されています。禁止されている国の状況を調査することも大事です。家族、友人を同乗させて、万が一、事故が起きた場合の責任も解決が難しいです。運転手と同乗者は乗車した際に「契約」が発生します。吉村洋文府知事は大阪万博での適用を考えているようですが、1年半程度で問題点が整理できないでしょう。