タイトルの「グレータ―ミナミ」という言葉を21日付、読売新聞経済欄で初めて見ました。
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大阪府、北大阪、大阪市とグレータ―ミナミの面積と人口は
- 大阪府:1,899㎢
- 大阪市:223 ㎢、約276万人
- 北大阪:794 ㎢ (北摂、488 ㎢ 北河内:177 ㎢ 中河内:129 ㎢)、約375万人
- グレータ―ミナミ:884 ㎢ (堺市、150 ㎢ 泉州、445 ㎢ 南河内:290 ㎢)、約226万人
となっていて、この10年間で大阪市と北大阪の人口は+3%、泉州は▲3%、南河内は▲6%になっています。所得格差もあります。
下の表は大阪府の沿線別住宅地価格(9/21) からの抜粋です。
大阪メトロ「本町駅」から20キロ圏では、北大阪は20〜30万円/㎡、グレーターミナミでは10〜17万円/㎡です。面積では北大阪<グレーターミナミですが、人口は逆にかなりの差があります。
明日以降も記事が続くようです。分かりやすい内容でした。古来、堺市から松原市、羽曳野市、太子町から、葛城山と二上山の峠を越え、奈良県葛城市、橿原市への竹内街道(たけのうち)がありました。北大阪は新大阪駅から北大阪急行、千里中央駅から大阪空港、名神高速道路があり、京都市、神戸市、宝塚市等の観光地へのアクセスの利便性があります。
今年は阪急電鉄を興した小林一三翁(1873-1957)の生誕150年に当たります。宝塚に歌劇団を設立、沿線での住宅開発、梅田に百貨店を開業といった「私鉄経営のモデル」を作りました。
グレーターミナミの将来は?