タイトルのとおり、楽天モバイルのS元部長ほかの詐欺事件の初公判が東京地裁でありました。下の画像は8/26付、読売新聞社会面です。ざっと全国紙を見て、記事が大きかったので引用しました。楽天モバイルはガバナンスもコンプライアンスも問題があると考えています。自社の元幹部が係る不祥事があれば「第三者委員会」を設置して、再発防止策は公表します。下記のIR以降はプレスリリースはありません。
(3/3付、プレスリリース)
初公判は運送会社社長についてです。約98億円の水増し請求です!(◎_◎;)。
(3PM、追記)
日経新聞の記事です。東京地検はS元部長の預金口座情報は精査しているでしょう。S元部長は楽天モバイルに勤務していた期間はどれくらいのなのでしょう。少しググると、S元部長は2020年11月には妻に「全部、裏金で処理する」とやり取りしていたようです(要確認)。
以下は再掲です。
- テーマ:楽天
楽天モバイルのHPから
代表取締役会長 三木谷 浩史
代表取締役 共同CEO 鈴木 和洋
代表取締役 共同CEO Tareq Amin(タレック・アミン)
代表取締役社長 矢澤 俊介
従業員数は4,830人(2023年1月1日現在)※正社員、契約社員を含む
S元部長は昨年8月に懲戒解雇されました。詐欺事件が明るみになったのは、S元部長がタワマンを即金で購入したので、税務署が調査に入ったからです。
この会社のガバナンス、コンプライアンスはどうなっているのでしょう?「部長」の上の役職の方は何人でしょう?詐欺事件は2019年から始まっています。何度も社内監査はしているはずです。見抜けなかったのは「間抜け」だからでしょうか?
朝日新聞は1行のベタ記事でした。
(7:30AM、追記)
社内での杜撰な管理体制もさることながら、預金していた銀行、高級会社のディーラー、タワマンを販売した不動産会社の担当者は、普通では考えられない「札束」を扱っていて何も疑問に感じなかったのでしょうか?この点も不思議に感じています。※※億円が預金残高にあれば、普通は支店長対応?それとも東京には億万長者が大勢、いるのでしょうか?
(5:30PM、追記)
FNNのニュースです。
楽天モバイルの経営幹部はアクティビスト(モノ言う株主)からの訴訟リスクは想定外なのでしょうか?
古くは東芝子会社の東芝機械が旧ソ連に「多軸」の工作機械を外為法、ココム違反で輸出して問題になりました(1982年〜)
欧米はコンプライアンス違反には厳しいようです(要確認)。社内公用語が英語であっても、考え方が「日本式」では世界に通用しないでしょう。
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