株は「生もの」なので、新鮮さ=情報の新しさが必須です。書いているのは20日の3AMです。NY市場が開いているので、この時間でも起きていることが多いです。

(6AM、以下コメント追記:2022年12月期の経常利益は▲2,639億円でした。ほぼ変わらない額の赤字が予想されています。赤字決算では純資産は剥落します。Goldman Sachs、Merrill Lynch 等の米国の投資銀行だけでなく、国内の投資部門のトレーダーは、それぞれに予想しているのでしょう。楽天証券を株式上場(IPO)ではなく、どこかに経営譲渡し、赤字にはなっていない楽天シンフォニーをどこかに売却すれば、数千億円は余裕資金ができそうです。ただし、ネットワーク周りでは、Nokia、Ericsson、Cisco Systems、Oracle、VMware等の多数のベンダーの知財があるので、「完全仮想化クラウドネイティブ・…」の価値は低いと私は考えています(要確認)。運用のノウハウは知財にはなりません。同業他社であれば、容易に類推できるからです。)

【アナリスト予想】楽天G、23年12月期経常予想。対前週2.5%上昇。

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楽天グループの経常利益予想コンセンサスは、前週値の-261,480百万円から2.5%上昇し、-255,000百万円となった。因みにレーティングコンセンサスは3.4で変わらずのまま。

 

レーティングは「550円」だそうです。楽天Gに1,500億円(1,145円@株)出資している日本郵政株主総会は21日です。減損処理は今期の決算で明らかになりますが、日本郵政の前社長(東芝出身)はオーストラリアの物流企業に出資して、減損処理しました。現社長は、東大法卒→建設省のキャリア官僚→国会議員→都知事選で落選です。

 

東芝出身の前社長と同じく「転落」の過去があります。日本郵政の株主は総務省ではなく、財務省です。「最強官庁」のキャリア官僚は「ゲキ怒」でしょう。

 

チャートは楽天G株は最高値の21%!(◎_◎;)(6月19日) の再掲です。

楽天Gの会長兼社長の出身大学はH、前首相の出身大学もHです。ともに東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学に比べると↓です。

 

昨日は10年来安値の506円でした。

 

 

(4AM+、追記)

日経平均構成銘柄の5月の騰落率で下位の10銘柄の中で「サービス業」は3社です。下落率▲16.3%のサイバーエージェント、▲14.6%の楽天G、▲11.9%の日本郵政のいずれもが今回の公募増資、第三者割当増資に関係しています。

 

市場参加者の目は確かなのでしょう。