下記のリンクは「リセマム」からです。

https://s.resemom.jp/article/2023/05/26/72268.html
 

理学部に女子学生を増やすことについて私は何割が良いのかは分かりません。就職のことを考えると、医学部薬学部に比べて不利に思います。2年前はノーベル自然科学部門で3人の女性研究者が受賞しました。一人前の研究者になってからの条件に差があると考えています。

 

京都大学の学部別女子学生比率は工学部が「男工学部(おとこうがくぶ)」、理学部が「就職む理学部」と揶揄されていたので、比率は工学部が10%台  、理学部が8%でした。

 

 

優れた研究者なら、日本ではなく外国で研究が続けられるように考えています。

 

理系にこだわらなければ「総合人間学部」も面白いでしょう。偏差値は文系が67.5、理系が65です。これは、度数分部表を取れば、高校での成績上位が理系にシフトしているからです。

文系の偏差値は理系に比べると「嵩上げ」されている(5月18…

テーマ:大学(含む獣医学部)
(2PM、以下コメント追記:偏差値65で上位6.6%、70で上位2.3%、75で上位0.6%です。偏差値が75だと進学校でクラストップ以上です。)

理学部は将来は研究者を目指すので、大学院進学が「デフォルト」です。大学4年、修士2年、博士3年です。ストレートでも博士課程終了で27歳です東京大学京都大学に現役合格するのは数学、理科2科目と地歴公文1科目、国語と外国語なので、総合力が必要です。ただし、大学に入学して最初の化学の教科書は英語でした。大学に入ってから本当の勉強です。

 

(あと書き)

私は東京大学のことはよく知りません。渋谷駅から駒場キャンパスには何度か行ったことはありますが、本郷キャンバスは知りません。東京工業大学は某学長から博士号をいただいたので足を向けて寝ることはありません。

 

(3PM+、追記)

私は京都大学のことについて書きましたが、音楽、美術、スポーツや服飾、調理の出身者にも共通することは、それぞれの「トップクラス」の高校、大学、専門学校には沢山のトップクラスの人材に恵まれることです。

 

教育や保育、福祉の分野でも同じです。表現は悪いですが、2流の文系の大学を卒業しても何の国家資格もないと「ただの人」です。法学部を卒業して弁護士資格がない、経済学部を卒業して公認会計士の資格がないのは大学で「本当に」勉強したのでしょうか?文系ではトップの東京大学文一でも400人の内、トップ1割が「優秀」だと思います。

 

(4:30PM、追記)

進学校でクラストップなら「gifted」です。おそらく10歳になる前から理数科目、国語、社会優秀だったのでしょう。無理して塾に行く必要もありません。

 

東京に住んでいる友人の話では「学校群」制度ができる前は日比谷高校から東京大学への進学者数は200人を超えていたようです。学年の中の上なら東京大学です。学校群になってから多くの教師が私立高校に異動したそうです。関西では灘高等学校が有名ですが、4クラスの内、1クラスだけが文系だったようです。灘校は医学部、理系偏重でした。

 

(7:30PM、追記)

オリンピック、サッカーの日本代表選手の身体能力は誰が見ても明らかです。高校までの授業でなく、学問を本当に理解する能力は'gifted' です。偏差値なら>80、標準偏差(σ)なら4σで、10万人に3人程度です。無理して勉強することではなく、自分に合った進路を決めることです。その方が「自己肯定感」は高くなります。

 

大学以上では、「答えがあるかどうかも分からない対象を考え続けられる能力」が求められます。

 

全ての分野に超一流の人はおられます。是枝裕和監督の「怪物」の音楽は先日、亡くなった坂本龍一氏です。

 

(29日、追記)

日付けが変わりました。私は「衣食住」に係る職業はクリエータとして尊敬しています。また、医療、看護、福祉分野や教育関係者も立派な職業人です。

 

これは度々、書いていますが、保育士は合格率が20%台の難関資格です。妻はフルタイムで働いていたので、子どもらは保育所で育てられました。保育士以外にも高齢の掃除を担当する女性がいました。最初の子が通っていた頃は親同士が比較的、密な関係でした。3人の子どもは9学年離れていて、3番目の時は私たちと他の保護者との年齢が離れていたことも原因なのか、親同士、密な関係は無くなりました。

 

現在はさらに、ドライな関係になっているのでしょうか?最初の子の場合は8時半過ぎに連れて行って、午後6時半までにはお迎えでした。紙おむつではなく、布おむつでした。今は延長保育で、特にコロナ禍で保育関係者は建物内を机、椅子、遊具まで消毒に追われました。同様のことが小学校の特に低学年、老人福祉施設、医療現場で起こりました。

 

親にもゆとりがなくなっていました。「延長保育」ができるから残業というのもおかしな話です。

 

閑話休題して京都大学の話に戻すと、私の時は授業料が月千円でした。市電は25円の頃でした。理学部、工学部は女性比率は低いです。実験があるのでアルバイトは難しいです。親に経済力がないと難しいです。医学部や薬学部は女性比率が高く、医学部では附属病院では看護師の殆どは女性です。将来設計も考えれば医師免許、薬剤師資格が得られることも利点です。

 

能力のある人が性別に関係なく進路が選べることが理想です。

 

フィンランドではマリン首相はじめ、閣僚の半分以上は女性です。マリン首相の育てた親は女性同士で「レインボーカップル」でした。貧しいので、学生時代はレジのアルバイトだったようです。

 

才能に応じた進路を決めることが最重要です。