2023年のGWも後半になりました。画像は三菱UFJ銀行亀澤宏規社長の執筆した本です。

 

 

2014年2月の出版でした。亀澤社長は2020年4月に就任して3年です。1961年生まれで61歳、東京大学大学院理学研究科数学専攻を修了し、1986年に入行です。

 

私は京都の理学部物理を卒業したので、数式(積分方程式)のインテグラルの記号(∫)を見ても驚きませんが、京都でも大学院理学研究科数学専攻は「天才」揃いでした。

 

自慢話はさておき、デリバティブのBlack-Sholes方程式を理解しないと金融工学が分かりません。今からちょうど半世紀前の1973年に発表されました。21世紀になって、金融工学の知識は金融業では不可欠になりました。

 

私は70歳FBRを超えましたが、同期には「リスキリング」というかFP(フィナンシャルプランナー)の1級を取得した友人がいます。証券会社、保険会社では2級取得者は多いようです。

 

10年前に買って、埃を被っていました。少し読んでみようと思います。

 

(6日6AM過ぎ、追記)

本の出版社は「きんざい」でFPの世界では著名です。経済現象は諸情勢で大きく変わり、未来予報は困難です。数式(方程式)は前提条件や内容を理解しないと間違った結論になります。

 

昨年のノーベル経済学賞を受賞した Ben Bernanke 元FRB議長の受賞理由は1990年代の日本のバブル崩壊後の日本の金融政策の失敗の分析でした。

 

日本にもマクロ経済学では Prinsron 大学に清瀧信宏教授が在籍しています。「経済は生物(なまもの)」なので、日本の大学では対象にされなかったのでしょうか?

 

日本銀行総裁は東大法卒の黒田東彦氏の2期10年は長過ぎました。東大経済学部卒の植田和男現総裁なら少しはマシな金融政策になることを期待しています。