「日本株の行方」でブログを書き始めました。

日本株の行方①(4月20日)

 

更新のタイミングは1〜3カ月に1度位と考えていますが、28日に年初来高値を更新したので書いています。チャートは極力、自作しています。自作のメリットは時間軸を自由に変えられることです。さて2万8856円は年初来高値で2022年8月以来、8カ月ぶりの高値でした。

 

日本銀行総裁が黒田東彦前総裁から植田和男総裁に代わりました。昨日、日銀政策決定会合がありました。黒田東彦前総裁の2期10年は長すぎました。東大法卒→旧大蔵省なので、経済学は素人でした。

 

日本銀行の最大の役割は「物価の安定」です。為替レートについては、為替介入は財務大臣の権限なので日本銀行はバイプレーヤーです。植田和男総裁はNobel経済学賞を受賞したBernanke元FRB議長と同じく、経済学者です。経済学者の考え方はオーソドックスです。白川方明元総裁は東大経卒でした。バブル経済崩壊後の金融政策で失敗した三重野泰元総裁(在任期間: 1989-1994)は東大法卒→日本銀行でした。Bernanke氏の受賞理由は日本のバブル期の金融政策の失敗の分析でした。

 

さて、欧米の高金利政策が続けば円安、債券安で、余剰資金の行き先は株式ですが、日本株には勢いはあって欲しいのですが、…。ロシアウクライナ侵攻は400日を超えました。昨年2月24日の侵攻から数カ月で終わると思ったのですが、100日単位で考えなければいけなくなりました。500日目は7月です。

 

(10AM、以下コメント追記:東大法卒→財務省(旧大蔵省)の出世のゴールは 局長、事務次官です。局長になれなければ財務官が目標でしょうか(要確認)。東大法卒→日本銀行は財務省に就職できなかった人のセカンドチョイスでしょうか(要確認)。東大法卒は中央省庁に数多です。政治家に転身した人も多いです。中央省庁の局長、官房長には財務省も含めて東大法卒が圧倒的に多いです。能力は他大学の法学部卒よりは優秀だと思います(要確認))

 

2022年の日経平均の動き(12月31日) から再掲

日経平均は2023年に上がるのか?下がるのか?(12月26…

日経平均は一時、26k円割れ(12月30日) のフォローアップです。

 

12月20日の「日銀ショック」は日本銀行による「金融緩和政策」の終わりの始まりと捉えています。金利為替レートがどのように動くのかは素人なので分かりません。

 

大それた予想は止めて、2022年の日経平均の動きを振り返りました。日経平均の下落率は▲9.4%でした。2月24日のロシアによるウクライナ侵攻が始まり、世界経済は停滞しています。米国はじめ欧州の中央銀行の金利引き上げで日本は急速な円安になりました。  

チャートを眺めると2〜3月周期で騰落を繰り返しているように見えます。昨年の終値は29k円割れでしたが、1月初めに今年の最高値を付けました。

 

年明けの相場はどう動くのか全く分からないので、じっくり様子見の予定です。