(24日、以下コメント追記:文末は自慢話の類いですが、大阪府の高校は北野高校天王寺高校は別(※)として、公立高校が進学校です。灘高はどうしても東京大学に進学したい生徒が受験していたような感覚でした。

(※ 北野高校天王寺高校は大阪府下全域から出願できるようになりました)

同期のトップは京都大学医学部、2番は大阪大学医学部に現役合格しました。私は最高で5番位だったので、3〜5番は京都大学工学部電気工学科、神戸大学医学部、京都大学理学部に現役合格しました。スポーツの才能と比較はできませんが、「理数系」に強いのは一つの才能です。大学受験では「地歴公民」の暗記科目、英語と国語があり、東京大学京都大学に現役合格するのは、それなりの「地頭」が要求されます。子ども達は持って生まれた特質があるので、「理数系」が特に得意であれば、東京大学京都大学がいいのでしょう。全国から俊秀が入学します。中には「神の存在」のような知性の持ち主がいます。一日中、専門分野の英語の学術論文を読んだり、考えたりするのが得意であれば「理数系」、音楽や美術が得意であれば芸術の道、服飾、調理が得意であれば、それぞれの道があります。私は進学塾に行った経験がありません。ボーダーラインで無理して京都大学に進学した(と思われる)同級生は大学院には入れませんでした。

親は自分が中学校で学年トップになった経験がなければ、子どもに過度な勉強を強いることは有害です。

(25日、以下コメント追記:開成高校には受験秀才が集まります。残念ながら、ノーベル賞受賞者はいません。東京では日比谷高校→京都大学理学部の利根川進博士だけです。山中伸弥博士は大阪教育大学附属天王寺高校、吉野彰博士は北野高校、野依良治博士は灘高校、福井謙一博士は旧制大阪高等学校、フィールズ賞受賞者で国際数学連合総裁の森重文博士は東大入試が中止となった1969年に京都大学理学部に入学ですが、名古屋市出身です。京都市の洛星高校は古くは湯川秀樹博士、朝永振一郎博士の出身校です。根岸英一博士は神奈川県湘南高校です。関東圏には全国の3割の人口が集中していて、開成高校には神奈川県、埼玉県、少数ですが千葉県からも通学者がいるようです。東京に住んでいる友人の話では「鉄緑会」という塾があります。大分、リスキリングから外れましたが、大学受験までの勉強では大学院以上では役に立つとは考えていません。本当にAIや最先端のIT技術を身につけるには高校までの数学の能力で決まるようにも思います。)

 

下記のリンク先からの引用です。

 

リスキリングという言葉を耳にしました。日本の私立大学文系偏重です。

三菱総合研究所の推計によると、向こう10年以内に、国内では事務職や生産職に数百万人規模の大幅な余剰が生じる一方、デジタル人材をはじめとした専門・技術職は同程度以上の不足が予測されています。

不足するDX人材を採用といった方法で外部調達しようと思っても、難しい状況となるでしょう。内部人材にリスキリングを行い、必要なスキルを身に着けてもらうことは、企業にとって理に適った選択といえます。

※参考:三菱総合研究所『目指すべきポストコロナ社会への提言』
https://www.mri.co.jp/knowledge/insight/ecooutlook/2020/dia6ou000002ef04-att/nr20201019pec_all.pdf

スポーツ、音楽、美術、芸術は特別な才能が必要です。服飾、調理の才能も特別です。必ずしも数学や理科が必要ではありません。世界的なパティシエCedric Grolet は学校の勉強はできなかったようです。

 

Amazon の創業者の Jeff Bezos 氏は理論物理学を志望していましたが、不向きだと悟り、計算機科学、電気工学の分野に転身しました。

 

私は、幼い時から将来、何をしたいのか主体性が最も必要だと考えています。高校に進学してから「数が苦(数学が苦手)」、「理が苦(理科が苦手)」になる割合が多いようです。

 

私は9歳、10歳ごろから理科に興味があり、大阪府立高校から京都の理学部に進学しました。国家公務員試験(当時は上級甲)と大学院入試も合格しました。著名な学者、研究者にはなれませんでしたが、工学博士です。勉強は向いていなければ、別の道を探せばいいと考えています。