11月3日は文化の日の祝日です。昨日、神戸・三宮でを観ました。

映画「キュリー夫人…」は上映継続中(11月1日)

テーマ:関西(政治、経済、観光

キュリー夫人は親子でノーベル賞を受賞しています。姓名(生年、没年)、受賞年は

  • ピエール・キュリー(Pierre Curie、1859-1906)、ノーベル物理学賞(1903)
  • キュリー夫人(Mariie Sklodowska-Curie、1867-1934)、ノーベル物理学賞(1903)、ノーベル化学賞(1911)
  • 長女:イレーヌ・ジュリオ=キュリー(1897-1956)、ノーベル化学賞(1935)
  • 次女:エーヴ キュリー(1904-2007)、ノーベル賞は受賞していないようです。

Yahoo! から引用

 

下の方を修正。キュリー家は5つです(イレーヌの夫のフレデリック・ジョリオは婿で実子で無いので除く)。 父・ピエール・キュリー物理学賞) 母・マリーキュリー(物理学賞と化学賞の2回) 長女・イレーヌ・キュリー(物理学賞) 次女・エーヴ・キュリー(平和賞) それから 1915年はW.H.ブラッグとW.L.ブラッグの父子同時受賞(物理学賞)。 また J.J.トムソン(1906)とG.P.トムソン(1937)の父子は、ともに物理学賞。 N.ボーア(1922)とA.N.ボーア(1975)の父子は、ともに物理学賞。

 

(3PM、追記)

理学部物理学科卒なので、蘊蓄(うんちく)で申し訳ないのですが少し書き足します。

 

アインシュタインの有名な公式、E=mc^2 で、質量が定まります。親子はデンマーク生まれで、「コペンハーゲン学派」と呼称されます。

  • ニールス・ボーア(Niels Bohr、1885-1962)、ノーベル物理学賞(1922)
  • アーゲ・ボーア(Aage Niels Bohr、1922-2009)、ノーベル物理学賞(1975)
  • ベン・ロイ・モッテルソン(1926-2022)、ノーベル物理学賞(1975)

ボーアとモッテルソンは原子核模型でノーベル物理学賞を受賞しました。元素は陽子と中性子から構成されますが、質量数は元素によって違います。放射性同位元素は分裂して幾つかの元素に分かれますが、質量数が少なくなる分、エネルギーとして放出されます。

 

(2日、追記)

半世紀前の1970年代初めに京都の大学に進学しました。理学科だけの1科だったので、クラスには物理学、数学、化学、生物、地球科学を志向する学生が混在していました。前日本学術会議会長だった山極寿一博士は先輩、フィールズ賞を受賞して世界数学連合の総裁の森重文博士は東大入試がなかった1969年入学でした。

 

昔はパソコンもスマホもない時代で、理論物理学専攻であれば紙と鉛筆で勉強することができました。物質がエネルギーであることはアインシュタインの特殊相対性理論から導かれます。法則は数式で表されます。

 

小中学校で算数、理科が得意だと科学に興味が持てるでしょう。欧米人は生まれた時から英語で育つので、共通言語としての英語は得意です。理数科目と英語ができて、社会、国語も苦手でなければ難関とされる大学には合格します。

 

音楽、美術、スポーツは才能の発見は早いです。服飾、調理の分野は社会に必要です。若い時、できれば小学生の時に将来を目指す進路が掴めればいいのでしょう。