7月2日(土)未明からのKDDIの大規模な通信障害での影響は
- 音声(VoLTE):約2,278万人
- データ(4G、5G):765万人
KDDIのプレスリリース(7月29日)
9月4日(日)の楽天モバイルの通信障害の影響は約130万回線ということです。
いずれも通信機器の再起動による輻輳が原因だそうです(要確認)。KDDIの大規模な通信障害の復旧はウィークデイの月曜日まででした。
電話通話が必要な運送業者、救急隊員や鉄道/道路等のインフラ関係者は複数の回線確保が必要になるのでしょう。都市部ではWi-Fiスポットがあります。さらには音声(VoLTE)が使えなくても、データ通信の回復を先決にすれば、メールが可能に思います。
携帯キャリア側に負担をかけずに、利用者側が考えることも必要に思いました。今や携帯電話は電気・ガス・水道に並ぶ重要インフラです。台風シーズンなので、良い対策があればと思いました。
(3PM、追記)
NHKのニュース(タイムスタンプは13:24です)。緊急通報がなく、HPでの第1報は1時間以上、後でした。影響のあった回線数が130万回線だったのでしょう、復旧が早かったのかどうかは分かりません。
(5PM、追記)
通信トラヒックの輻輳は古典的な障害です。LANケーブルと光ファイバによるLANや拠点間通信のWAN(Wide-area Network)よりも携帯電話の障害は厄介です。スマホのSIMチップから加入者の発信場所を特定して、加入者DBを書き換えます。障害があればロールバックしますが、加入者が移動すれば、加入者DBとの不整合が発生します。VoLTEは音質も良く、便利だとは考えていますが、データ通信の復旧を第一にすべきでしょう。
MDDIと楽天モバイルの通信障害の比較はできません。台風で停電、無線局の破損など共通の事象があれば比較が可能です。