昨年2月から cherry, 「桜」にちなんで、 'c' から始まる英単語を度々、使っています。タイトルの 'medical collapse' は「医療崩壊」です。私は大阪府在住ですが、「第4波」で大阪府は保健医療行政が破綻し、4〜6月の月別死亡者数は全国ワーストワンとなり、現在でも累計死亡者数は全国ワーストワンです。

(2PM、以下コメント追記: collapse of the healthcare system の方が正確です。医療現場の崩壊の前に保健所機能が崩壊しています。「地域保健法」(旧「保健所法」)を所管しているのは厚生労働省であり、感染者情報を一元管理するHER-SYSがありますが、感染者の急増で入力が遅れているのでしょう(要確認)。正確なリアルタイムでの情報が無ければ、的確な判断をする前提が崩れています。)

 

δ株による感染爆発で東京都はじめ首都圏はすでに「医療崩壊」しています。東京都神奈川県の昨日、10日のPCR検査件数、感染者数、陽性率

  • 東京都: 5928.3、2612人、44%(@_@)
  • 神奈川県:、1572人、28.1%(@_@)

でした。また、昨日の東京都の死亡報告は3人(死亡日は7/27、7/28、8/8。何故か遡ての死亡報告があります)、神奈川県の死亡報告は5人でした。自民党の本田顕子参議院議員(比例代表)の感染確認があり、国会議員の感染者は延べ16人となりました。税金で雇用されているので感染経路は明らかにすべきです。感染した面会者は誰だったのでしょう。議員会館で面会なので徹底した消毒はしたのでしょうか?

 

画像は毎日新聞2面のコラム「水説(すいせつ)」(古賀攻・責任編集委員)、タイトルは『首相のうつろな言葉』です。全国戦没者追悼式の次の16日は菅首相就任後、11カ月目です。累積感染者数は既に13倍増、累積死亡者数は十倍増です。GoToキャンペーンや入国制限緩和措置など、悉(ことごと)く感染抑制とは逆の対策、あげくの果ては東京五輪開催を国際公約にして、「安全・安心」の念仏を唱えるだけでした。、

 

 

短いコラム記事ですが、簡潔に7月末からの動きをまとめています。8月2日の西村康稔コロナ対策担当大臣の「医療制限」発言は何だったのでしょう。

 

少し引用すると、『もしかすると、的外れな人流発言も、唐突な入院制限も、そして広島原爆忌式典での原稿読み飛ばしも、菅政権の判断能力の低下として地続きになっていないか。…』

 

私は1985年の小選挙区制導入のドサクサで地方議会から国会議員になっただけの政治家で、小回りはきいても、国家観が乏しいと見ています。判断能力は最初からなかったのでしょう。企業なら庶務課長、経理部長でしょう。

 

(関連ブログ)

crazy monkey と菅首相(8月8日)

chaos から cease へ向かう日本(8月3日)

「桜」の呪いは終わっていない(7月30日)

 

昨年2月のブログです。「桜の呪い」は続いているようです。

「桜」の呪いと6C(2月29日) に挙げた6Cは

  • Cherry
  • casino
  • corona virus  
  • China
  • cruise
  • 検察官章(バッジ)は旭日とchrysanthemum

でした。