昨日の菅首相の記者会見をリプレイしています。最初の約15分間を2回、見直しました。東京都では3日連続で>3千人の新規感染者数でした。全国では2日連続で>1万人の新規感染者数でした。流石に「安全・安心」は禁句になったのでしょう。冒頭をまとめると
- 高齢者へのワクチン接種→実績:7月末で全国で8割近く
- 「新しい治療薬」が重症化リスクを7割減らす→承認された治療薬はδ株に効くのだろうか?(7月28日) に書いたように効果は限定的。対象は発症後7日以内の50歳以上、既往症ありです。治療薬なので、入院しなければ使えません。東京都は宿泊/自宅療養が約1.2万人、調整中が6千人です。馬鹿も休み休みです(本当に無能と思います)。国産ではなく、米国製
- (2PM、追記)30日時点の重症者数は+41の667人で10日連続の増加。直近のボトムは378人(7/18)
- 飲食店への見回り→大阪の阪急阪神百貨店では従業員53人のクラスターで2日間の臨時休業なので、すでに飲食店対策は手遅れ(正午のニュースでは67人に増加)
- 新たな目標:8月末に国民の4割に2回接種→国民の6割の接種が終わっている英国、イスラエルで感染拡大しているので、4割では不足
菅首相が就任してから緊急事態宣言は3度、発令しています。昨年11月末の「勝負の3週間」から8カ月、いったい何をしてきたのでしょう。首相就任後、感染者数は約12倍増です。8月に初盆を迎える死亡者数は1万4千人を超えました。
「無間地獄」の東京都(7月30日) に、『東京都は無間地獄(むけんじごく※)に入ったようです。』と書きました。下のグラフは東京都の直近1週間の人口当たりの新規感染者数の推移です。29日まで3日連続で過去最多を更新して、30日時点で126人/10万人/週です。
(6PM、追記)
いつも通りの質問に答えていない印象です。最後の英国軍事紙東京特派員の質問は鋭かったです。δ株が感染力が高いのは既に分かっていたことです。今は誰も首相になりたいとは考えていないので、しばらくは安泰でしょう。しかし、8月の盆休みまでに感染が抑えられていなければ、首都圏、関西圏だけでなく日本中が「焼け野原」です。
(関連ブログ)
その場しのぎの三馬鹿の出身は’AHO’のいずれか(4月23日)
出身の秋田県、兵庫県、大阪府を並べると 'AHO'です。秋田県雄勝(おがち)郡、現在は湯沢市出身で法政大学なのでAHOが完成、兵庫県芦屋市なのでAHです。「あ」から始まる県は3、「ほ」から始まる道県は3、「お」から始まる府県は4あります。