今日は朝方は雨でした。並べ方は左上から朝日毎日、右上から日経読売の順です。大阪府在住なので大阪本社版を見比べています。

 

見出しをピックアップすると、朝日新聞は『東京感染 「4週間後は2406人』と黒地白抜きタテ見出しの『第3波超えペース 専門家指摘』(岡戸祐樹、池上桃子)、毎にし新聞は「持続化給付 不正受給1万件』と『給付金 政府、刑事告発も』【高橋祐貴】、日系は見出しの著作権を明示しているのでスルー、読売新聞は『濃厚接触の選手 出場可』と『東京五輪 6時間前陰性で/政府・組織委』でした。某新聞はいつも乍ら署名記事ではありません。

 

 

社説は

  • 朝日新聞五輪まで1週間 バブルの穴 突きぬ懸念
  • 読売新聞:コロナ対策混乱 国は現場の実態に目を向けよ

でした。読売新聞は漸くにして社説に取り上げました。遅きに失したとはいえ記事を引用すると『…。方針決定にあたり、西村氏は関係閣僚と調整したのか。菅首相は「具体的内容は承知していない」と言い、麻生財務相や梶原経済産業相があとで批判しているのは無責任だ。西村氏だけに責任を負わせるような姿勢は問題だ。…』とあります。語るに落ちた証左です。

 

 

 

(17日、追記)

地方紙の社説をピックアップすると

  • 河北新報:西村氏「圧力発言」撤回/混乱収束 人心一新してこそ
  • 秋田魁新報:コロナ、飲食店対策 方針撤回、政府は猛省を
  • 東京新聞:酒類提供問題 深刻な政権の機能不全
  • 新潟日報:酒類対策の混乱 首相の責任は極めて重い
  • 山陰中央新報:「政府のコロナ対応」 信頼失う失態、猛省を
  • 沖縄タイムス:[酒取引停止で混乱]許されない強権的姿勢

 

今日の全国紙朝刊1面(7月15日) から再掲

 

「禁酒令」をめぐる政府の迷走については下記と昨日のブログに書きました。内閣府の新型コロナウイルス感染症対策推進室長は厚生労働省の出向者ですが、京大法卒なので平時には役に立つ「役人」だったのでしょう。